バナナばなし

  • 2018.04.26 Thursday
  • 12:10

JUGEMテーマ:食材

今回はバナナについて!!

 

 

バナナ、今や年間の果物の消費で、圧倒的トップでございます。

でも、20年くらい前は、みかんやりんごに負けていたんですが、りんごを抜かし、10年ちょっと前にはみかんを抜かしてトップに躍り出ております。

でも月別で見れば、今も冬場は、みかんやりんごの方が消費多く、真夏はスイカとか、梨の方が消費多くなります。

 

バナナは年間平均して消費が多いのが強みですね。

 

でも、そんな中でも波があり、5月を中心に最も消費が伸びます。今ですよ、今。

 

今の季節、確かに、柑橘やりんごも少なく、スイカやメロンは高いし、ちょど果物が寂しい時期ですね。そんな事もあって、5月はバナナの独壇場。

 

そしてバナナって、ものすごく暑い日はあんまり食べたく無くなりません?水分が少なめだからですかね?

 

そして真冬もあまり積極的に食べる気がおきないですよね?こたつにはバナナじゃなくてやっぱりみかん。

 

5月くらいがバナナが食べたくなるちょうどいい気温、湿度なのかもしれんですね。

 

なのでこの季節、僕もバナナよく食べます。そして余ると、皮剥いて、ラップして凍らせます。最近は、ここで潰して平たくしておくと、後で食べやすいと知りました!

冷凍バナナ、ヘタなアイスより美味いです。

 

アイスとして美味いですが、このままスムージーやバナナジュースにも使いやすい!

 

バナナ、日本じゃほとんど栽培してないので(沖縄などでは島バナナとして栽培してます。ちっちゃいバナナですが、酸味があってなかなか美味いです)、どんな風になってるかあまり見ないですよね。

 

こんなです。

 

バナナはバショウ科ですね。芭蕉のバショウです。昔はバナナのことも芭蕉と呼んでたようなので、あの松尾芭蕉は松尾バナナだったかもしれないです。

 

バナナの花は・・・

なんじゃこりゃ!って感じで全然キレイじゃないです。

 

バナナの種はどこにある?とよく問題にされますが、普通に食べられているバナナは種がありませ〜ん。種無しスイカみたいなもんです。

なので種で増やすんじゃなくて、根もとから小さい芽が出てくるのでそれを株分けして増やします〜。

 

実は僕、フィリピンのネグロス島にバナナを見に行ったことあります〜。

干上がった川をトラックで3時間くらい登り、ものすごく揺れて車の天井に頭を500回くらいぶつけながら山奥に行ってきました。

 

畑なのか普通の森なのかよくわからないところに生えてるバナナを収穫。

 

すげー重いです。

 

包丁で切り分けて出荷。

青いまま出荷して日本で、ムロと言われる熟成庫で黄色く追熟して届けられるんですね。

 

個々の農家から集荷場までの運搬手段は今でも、カラバオと呼ばれる牛くんです。

地域の集荷場で集めたバナナはトラックで、ネグロスの町にある最終的な集荷場に集められて、そこで水で洗ったり形を整えたりして輸出されま〜す。

 

最近は効率のいいプランテーションのバナナが増えて、こういう山のバナナが減ってきましたが、やっぱり山のバナナは寒暖差がある分、すごく美味いんですね〜。

 

ところで、山の集落に行くと、洗濯機はみなさんあまり持ってないようで、手で洗って干してます。あんまり文化的な生活はできてないのかなーと思ったら、

「トゥルルル〜トゥルルル〜」という音があちこちから。

「え?この山奥で携帯?」

 

そう、多くの人が携帯は持ってるんです!話によると、冷蔵庫や洗濯機よりまず、携帯を最優先で買うらしいです!

 

こんな暑いところ、冷蔵庫なんか絶対、必要じゃん!と思うでしょ?

 

でも肉は、コレ。闘鶏で遊んでますが。

 

生きた鶏をつぶして肉料理。

 

裏山にいくらでも生えてる料理用バナナを採ってきて焼く。

焼きたてうめえ。

こんなドリンクもありますな。

 

 

確かに冷蔵庫、必需じゃないかも!(お金ある人は持ってますが、テレビ、洗濯機よりは優先度低い感じです。)

 

そして、「コーヒー飲む?」と言うので、お願いしますと言ったら、30分くらい出てきません。

 

そしてウロウロしてたら

えーと、これ、僕に煎れてくれるコーヒーかな?

 

ここからかい!

 

なんと生の豆から煎れていただいてます・・・

 

んでそのコーヒーが滅茶苦茶うまい!!

 

んー、何だか豊かな生活かも!!

 

街に戻って、自転車タクシーの人に「運転させて」と頼んだら何故かみんな乗ってきました。

 

街に信号がないのにけっこうな交通量で怖いです。

 

街の市場の野菜たち。いかにも南の市場っぽいですな。

 

今回のネグロス島行くのにギター持って行ったら、ライブで弾けと言われて、地元のバンドに飛び入りしてけっこう弾いちゃいました。

地元のラム酒があって、結構まずかったんですがグビグビ飲んで悪酔い。

 

ちなみに、某フィリピン航空にギター預けたんですが、ものの見事に壊されて、ガムテープで修理して弾きました。

 

以上。あんまりバナナの事書いてないな。

 

 

 

大田市(群馬県)〜深谷(埼玉県)まで行ってまいりましたー!

  • 2018.04.19 Thursday
  • 16:52

JUGEMテーマ:食材

本日は、新しくゆうき八百屋の生産者となった、群馬県太田市の「利根川みどりの会」の定方さんのところへ!

 

僕が昔からよく知っている生産者です。写真は料理上手なお母さんと奥様、息子夫婦、そして写真にはまだいませんが、お孫さんまでできて、何と4世代同居!

 

色んな地方野菜を、農薬も化学肥料も使用せずに作ってて、みなさんが持っているのは国分人参という、超長い人参!昔、関東で一世風靡したことがある人参です〜。

 

今出荷中の潮止晩ネギという、八潮の伝統ネギはもう終わりかけ。普通のネギならとっくに坊主が出てるけどこのネギは遅いんですね〜。でもそろそろ坊主出てきちゃう時期。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このハウスはごせき晩生という、昔ながらの固定種の小松菜の畑です!1名、見覚えないメガネのオジさんがいますが、ゆうき八百屋の農産担当、中島です。

 

ここもご多分に漏れず、昨年の10月の台風、その後の雨、そして低温、で散々だった昨年の秋からの作型。何とか残った葉物たちも、3月急に温かくなってど〜んとトウ立ちして終了。

 

3月までのイヤ〜な経験は忘れて、心機一転。6月からは新ごぼうが出ます。そのあたりからゆうき八百屋との取り組み開始される予定です〜!

 

その後、利根川を渡ればすぐの、埼玉県深谷市の、沃土会の小野塚さんを突如電撃訪問!

 

深谷市は言わずと知れたネギの大産地。町全体がネギ臭い!

 

 

小野塚さんも昔から知っていますが、畑がどんどん広がって今や、8町歩(8ヘクタール)!東京ドーム1個半強!

それも、キャベツやらジャガイモやらの大型野菜や根菜ならわかりますが、カブや小松菜など、束ねるものばかりでこの面積!

スタッフ5人と作業してますが手が回らない!と言ってました。

 

利根川流域のこの地域は、首都圏の貴重な野菜供給地、有機栽培の生産者も多いところでございます。

 

これから虫や病気の増える季節ですが、がんばって生産お願いいたしま〜す!

 

 

 

 

 

 

 

閲覧注意!ケムシ、イモムシたちの話題

  • 2018.04.11 Wednesday
  • 17:22

JUGEMテーマ:食材

 

今回は、閲覧注意!です。

イヤ〜な画像が出てきますよ!!

 

春です。温かくなって気分がいいのは、人間だけじゃないです。

 

殆どの動物がそうです!寒いのが好きなのはアザラシとかシロクマとかです。

 

温かいところの方がたくさんの生き物がいるのを見ればわかりますね!

 

だから、有機農業の大敵の害虫や病原菌も温かいのが好きなので、被害が増えてきます。

 

そんな中、キャベツや白菜、小松菜やブロッコリーなどの葉や茎の野菜の一番の大敵は何でしょう?

キャベツをこんなにしてしまうヤツ。

 

イモムシや毛虫などの、チョウやガの幼虫です!

 

キャベツは、モンシロチョウの幼虫のコイツ、アオムシくんが大好物ですね。

成虫になるといわゆるモンシロチョウという白いチョウチョ、見た目だけで人気者。大人の方が人気あります。

 

同じように緑色なんですが、だいぶ小さい、コナガの幼虫もキャベツが大好きです。

 

ガもチョウもそんなに変わらないのに何故かガは嫌われてチョウチョは人気者です。

でも、動物の子供はだいたい「カワイ〜!」と好かれるのに、チョウやガの子供は、イモムシやケムシ呼ばわりで総じて嫌われます。

 

キャベツの奥の方に隠れてたりもするので、料理するときにコンニチワ〜と出てきたり、最悪なのは包丁でギロチンの刑にしちゃったり、一緒に釜茹での刑にしちゃったりした時ですね。

 

コナガなんか小さいので、間違えて食べちゃう事があります。

 

そんな時は、「彼らは生まれてからキャベツしか食べてないんだから、キャベツでできてるんだ、だから食べちゃったのはキャベツなんだ!」と思えば気が楽ですね!(んなワケないだろ!)

 

さて、そんなイモムシくんたちの中で、さらに嫌われてるのは、野菜だったら何でも食べちゃうヨトウムシくんたちです。

ヨトウガや、ハンモスヨトウなどの幼虫です。

 

 

彼らも昔は食べなかったらしい野菜も、どんどん味を覚えて、今じゃ殆どの野菜を食べます。

 

モロヘイヤなんて、日本で栽培が始まったころ、虫がぜんぜん付かなかったので、無農薬栽培がものすごくカンタンでした。

 

でも、2〜3年したら、ヨトウくんが我が物顔でムシャぶりついてました。「ちょっとクセがあるがヘルシーでいいや!」とか思ったんでしょうか?

 

レタスも27〜8年前はそんなにヨトウムシの被害無かった気がするんですが、今は普通ですね。

レンコン農家も、昔はレンコンの葉にヨトウムシ付かなかったけど最近はひどい、と言ってました。

 

おまけに、レンコン田のヨトウムシは、昔は水に落とせば溺れ死んだのに、今じゃ隣のレンコンの葉まで泳いで行くらしいですよ!僕も泳ぐヨトウムシを見ました。バタフライ、もしくは鈴木大地のバサロ泳法ですね。(古いか!)

 

まあこの当たりの事実関係は置いといて、とにかくコイツらは害虫の代表格です。

 

でも有機農業の世界では、BT剤と言う農薬が出て、これは有機栽培でも使っていいものとされてます。

BT剤は、バチルス・チューリンゲンシスという、チョウやガの幼虫が食べたら食中毒起こす菌の細胞を使った農薬で、人間には安全とされているので、使用OKなんですね。

 

でも、化学農薬の強いものみたいに、撒いたらコロコロ死ぬ、みたいな薬じゃないので、なかなかタイヘンです。

 

さて、そして僕の家にもタイヘンな季節がやってきました。

 

うちに椿の木があるんですが、ここに、チャドクガという、お茶の害虫のガの幼虫の毛虫が湧くんです。

お茶の木も、ツバキの仲間なんですね。

 

そのチャドクガの湧き方がすごい。コレ。

 

 

必ず隊列組みます。

 

触ったらものすごくカブれるんですが、この毛が風に乗って飛んできてもカブれます。僕もそれでかなり長い間治りませんでした!

 

前、家に帰ったら、すごく農薬臭かったんで、母親に聞いたら、近所の農家のジイさんが「あちゃー、お宅のツバキ、湧いちゃってるね〜!退治してあげるよ!」と言い、留守中に勝手に農薬撒いていったらしいです。

 

曲りなりにも息子が有機農業業界にいるのに何てことを!と思ったんですけど、まあしばらくはいなくなりました。

 

がまたすぐに復活。もう、椿、切っちゃおうかとも思っております。

 

ちなにみ、有機栽培のお茶の農家に聞くと、「ああ、チャドクガ、湧くよ」と言うので、「防除はBT剤ですか?」と聞くと、「いや、あいつらは、必ず隊列組んでまとまってるので、そこだけ取っちゃえばいいんです」との事でした。隊列組むのが実は弱点だったんですね!

クイズ 何の花?

  • 2018.04.05 Thursday
  • 15:48

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花の季節、花の話題の続きでございます。

 

今回はクイズ! 「これ何の花?」です!野菜や果物の花を、何の花か当ててね〜。

 

まずは簡単なヤツから。

 

ヒント。

あ!ヒント簡単すぎた!

 

・・・イチゴですね。イチゴはバラ科。

バラ科と言えば、リンゴ、ナシ、桃、サクランボ、など、柑橘と双璧を成す果物の一派でございます。花も、どの果物もちょっと似てます。

 

もう一つ、カンタンなの。

ハス、すなわちレンコンです!

 

だんだん難しいのになります。

 

コレ。

 

 

あ、作物が写っちゃってる!

 

ニラです。ニラはユリ科、何とな〜くユリっぽくないですか?

 

もういっちょ。さっきのとちょっと似てない?

そう、これもユリ科。

玉ねぎです!

 

ユリ科は、玉ねぎやネギ、ニラ、ニンニクとか、臭いのだいたいユリ科です。臭い原因は硫化アリルという物質ですね。

そして花もみんな似てま〜す。

同じ科の作物は、やっぱり花もちょっと似てきますね〜。

 

ウリ科の花も、みんなけっこう似てます。では、このウリ科の野菜はな〜んだ?

このボツボツに見覚えないですか?

 

 

コレですね!ゴーヤ、ニガウリ、レイシ、地方によっていろいろ呼び名ありますが苦いのは一緒!

 

 

さあ、だんだん難しくなりますよ〜!

キク科の野菜です。ちょっとドギツイですが、どこかキクっぽいですよね?

 

答えは「ゴボウ」です!

 

ゴボウの花言葉は、「私にさわらないで!」だそうです!!確かにちょっと毒々しくて触りづらい。

 

次は、セリ科の野菜。セリ科の野菜には、セリ、パセリ、セロリ、があります。

どれも「セ」と「リ」が付いてるのがすごいですね!

 

ミツバもセリ科。そしてこれは〜???

 

ニンジンです!基本的にあまり見ないですが、春人参の畑に行くと、収穫し損なったヤツなどに咲いてたりします。

 

次すごいのいきますよ!

 

何じゃこりゃ!

 

時計に似てるので、トケイソウとも言われます。

そして、もう一つ、十字架にも見えます。

十字架と言えば、キリストが磔にされた「受難」、すなわち「パッション」。

 

そう、パッションフルーツの花なのです。パッションフルーツのパッションは情熱じゃなくて、受難のパッションなんですね〜。

 

次はコレ。

 

アサガオに似てますね!

 

アサガオはアサガオと言うくせにヒルガオ科。

 

ヒルガオ科の数少ない野菜、それは、サツマイモです!

 

しかし、サツマイモは、本州ではほぼ、花を見ません。

なぜなら、サツマイモは短日植物と言って、日が短くなってきて初めて花を咲かせるんですが、本州はその季節は温度が低くなりすぎてるので、結局花を付けないのであります。

 

しか〜し!沖縄とかの温かい地域だったら、花を咲かせるわけです。

 

秋から冬にかけて、沖縄のサツマイモ畑に行くと、花が見れますよ!!

 

では最後、これと似てます。

僕が野菜の花の中で一番好きなヤツです。

 

これもヒルガオ科。

シルクのような薄く儚い、そして真っ白で美しい花でございます。

 

 

答えは、空心菜。エンサイとも言いますな。

 

これもやはり、沖縄とかに行かないとなかなか見れません。

 

でも、本州でも、調子が悪い時に割と咲いたりもします。「やべえ、調子悪い。早く子孫残さなきゃ!」って思うんでしょうかね?

 

ちなみに、サツマイモや空心菜は、植物検疫で、沖縄からは持ち込めません。イモゾウムシなどの害虫がいるので、本州に持ち込まれないようにしてるんですね。

 

普段、食卓では見れない作物の花、なかなかおもしろいでしょ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クイズ、花は何のために咲くんでしょうか?

  • 2018.04.04 Wednesday
  • 17:18

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ここの職場の近くに、桜のウツクしい場所があります。もう散っちゃいましたが。

 

 

さてここで問題です。花って何のために咲くんでしょう?

 

答えはコレですね。

 

虫を呼んで受粉を手伝ってもらうためのモノですね。

 

虫の好む色、虫の好むニオイ、そして蜜というお土産付き!あご足枕付き、みたいな感じですかね。

 

要するに虫と一緒に進化してきたってコトですね。何か虫よりずっと前に花って咲いてたようなイメージですが、一緒に進化してきたんですね。

 

細胞分裂だけで増えていくと、全く同じ遺伝子ばかりの一族ばかりになり、決定的な病気にかかったら一族全滅になっちゃう。

だから、ちょっとずつ変わっていく遺伝子のもの同士が混じってさらに多様性が現れるようにオスとメスとに分けて、受粉ってカタチを取ってきたのが進化ってヤツですね。

 

花の咲くところ、受粉してあげる生き物がいるって事です。蜂はその役割の担い手として大忙しです。

 

農薬とかで蜂が絶滅したら、滅びてしまう植物もたくさんいるって事でもあります。ネオニコチノイド系の農薬を禁止しようって動きは蜂を守る動きでもありますな。

 

では、クイズ二つ目。蜂を使って受粉する作物多いです。トマトとか、苺とか。では、この果物はどんな生き物が受粉してるでしょう?

 

ヒント、マンゴーの花は臭いんです。臭いと、ほとんどの蜂は寄ってきません。

 

答え。何と、実は銀バエが受粉しています!ツッパリハイスクールロックンロールの横浜銀蠅じゃなくて普通の銀バエです。

マンゴー農家の多くは受粉用に銀バエ培養してるんです!

 

ひえ〜!と驚いたあなた、それは銀バエに失礼ってもんです。銀バエかわいそう。

 

だって、わざわざ宣伝のため「ミツバチ受粉」とか書いた農産物はあるのに、「銀バエ受粉」って絶対書かれないんですよ!同じ虫なのに!

 

世界一大きい花と言われる、ラフレシア。

もう一つ、高さで世界一と言われる、ショクダイオオコンニャク。

 

これらの花、大きさも有名ですが、ものすごくクサい事でも有名。

 

そうです、ラフレシアはハエを、ショクダイオオコンニャクは、フンコロガシみたいな甲虫を呼び寄せるためにクサイんです!

 

こういう、熱帯植物の咲く熱帯は、虫も多いけど植物も多種、競争が激しいので、「蜂は大人気だから、仕方ねえ、ハエでも呼んで受粉させるか!」みたいな感じだったんでしょうねえ。

 

農薬を減らすのはこういう、生き物の多様性を維持する目的が大きいってコトです。みんな農薬減らした野菜を食べようね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渥美半島から静岡へ、大小キャベツの産地に行ってきました〜

  • 2018.03.23 Friday
  • 16:30

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愛知県の先っちょ、渥美半島に行ってまいりました。ゆうき八百屋の農産スタッフの柳澤氏に同行でございます。

渥美半島は、愛知県の太平洋側にニョキ〜っと2本突き出している半島の、東側の方ですね。西側は知多半島です。

 

先には伊良湖岬があって、海水浴場もあり観光地ですね。こういう太平洋側に突き出ている半島は、黒潮にも近くて温かいんですね。だから、冬のキャベツとか大根とかの産地になっているところが多いです。

 

渥美半島も、真ん中の田原駅のあるあたりまでは山も多くて、そんなに広い畑が無いんですが、そこから先は平地が多くて、冬キャベツなどの大産地になっております。

 

キャベツどど〜ん!

ただし!砂嘴のさきっちょで何しろ砂利や砂が堆積してできた土地。前にも紹介しましたが、畑もこんなです!!夕方、耕運機をかけると火花が飛び散ります!

 

この土地をちゃんと畑の「土」にしなきゃいけないので、有機物をたくさん入れて土にしてきたワケですね。

 

ここの野菜生産のグループ、「天恵グループ」も、もみ殻やお茶がらなどの植物性の有機物をたい肥にして、それをトラック何台分も畑にブチ込んで土作りしてきております。

 

天恵グループ、僕は依然いた会社で25年以上前から知っておりますが、その頃はまだオヤジさんたちの世代。息子たちもまだ跡を継いでないくらいの時代ですね。

 

そして今は、彼ら、息子たちの時代です!

大雨だったのでハウスの中での撮影!僕、晴れ男なんですが柳澤氏がよほど雨男なんでしょうね!

 

左から、ワタクシ(ウシオダ)、杉浦くん、津田くん、スタッフ柳澤、原くん、清水くん。

 

 

僕は原さんの息子さんが継いだの知りませんでした!よかったよかった!しかし1名はグループを脱退、残念。

有機栽培を続けるのもなかなかタイヘンなのですよ。

 

まあニコニコ写真撮らせていただきましたが、今年はホント大変な年です。この冬のキャベツの高騰でよくわかると思いますが、10月の台風で相当やられて、その後の寒波で全然大きくならず、世の中キャベツ不足に。

 

そして、今頃になって1月の予定のキャベツを収穫しているのであります。もともと3月予定のキャベツもあるので、今度は収穫が追い付かない!

 

サワー系の柔らかい品種は大きくなりすぎると爆発しちゃいます。そっちを優先的に収穫してますが、海外の研修生も国に帰る時期。いつもの年なら落ち着く時期なので帰っても大丈夫なのですが、今年は超忙しい時期に帰られる事になっちゃいます。

 

さらに生産者は、今後の準備もしなきゃならんのです。今は、夏のトウモロコシを植えなきゃいけない時期!

 

もうホント大変!

 

でも後継者がいるだけでもいいですよね。この地域は場所柄も、名古屋はもちろん、大阪にも東京にも送れる地域、そして冬にキャベツや大根ができる温暖な地域。

 

だから「食っていける」農業のできる恵まれた地域ですね。市場に出しても全然やっていける中、有機農業を続ける後継者がいるってのは僕らにとってとっても安心なコトでございます!

 

この後、静岡県の菊川に移動、芽キャベツの生産者、澤島さんのところへ!

 

ちょうど芽キャベツ、収穫終わっちゃいました!

 

ここは温暖で芽キャベツ栽培に向いているのと、芽キャベツの種苗会社が近く、この近辺を大産地にしよう、という流れもあり、有名な産地になっております。

 

澤島さん。小さいキャベツを作っているくせに、本人は相撲取り並みにでかい!

 

 

芽キャベツはこの茎の周りに、らせん状にあの実(実と言うか結球した葉っぱですけど)を付けていきます。

 

 

1株から90個収穫が目標とのこと!

 

まだちょっと残ってますが、小さいし収穫大変なのであきらめました!

芽キャベツ欲しい方はどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

噴火!

  • 2018.03.08 Thursday
  • 16:36

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新燃岳がまたどど〜んと噴火しました。

火山の噴火、困りますよね。灰振れば洗濯できないし車は傷になるし、灰ならいいけど噴石が飛んで来たら命に関わります。

 

農業にとっても、灰が降り積もると野菜に付着して、これがまた取れない。商品にならなくなっちゃいます。

 

僕が野菜の仕入れの仕事を始めた27年ほど前、長崎の産地とお付き合い始めたころ、ちょうど普賢岳が噴火!

 

普賢岳は島原半島のど真ん中にあります。普賢岳などいくつかの火山の総称が雲仙岳、ですね。

 

 

島原半島は雲仙の噴火でできた半島、と言ってもいいワケです。

 

ところがですよ、この島原半島、対して広くないのに、すごい農産物の産地なんです。長崎県の6割の農産物は、この島原半島だけで産出してるんですね〜!

ジャガイモなんて、長崎県の生産量は北海道に次ぐ2位ですよ。それがほとんどこの島原半島の畑で作られてます。

 

僕がよく知っている有機農業の団体だって大きなグループが3つも島原半島にあります。

 

ちょっと飛んで、群馬県までやってきましょう。

 

 

国定忠治が「赤城の山も今宵限り〜!」と言った、赤城山。

 

これも火山ですね。この山の西側にはものすごく広い裾野があって、そこは野菜やこんにゃくの大産地になってます。ここで有機農業している、昭和村の野菜くらぶという団体のリーダー、澤浦氏によると、この裾野の大きさから、噴火前は赤城山は富士山より高かった!と言ってます。

 

まあ、この「俺んとこの火山は昔は富士山より高かった!」説は全国にあります。

 

こういう風に見ていくと、火山の周りってすごくいい畑がいっぱいあるんですね。

 

それは、降り積もった火山灰土が有機物と混ざると黒ボクという土になって、それがとっても肥沃な土となり野菜の栽培に向いてるって事ですね。そして火山特有のなだらかな裾野も、畑にしやすい。

 

関東平野の土なんて、日本一でっかい火山、富士山などの火山灰土から作られたと言ってもいいくらいですね。

 

関東、東北、北陸、北海道、九州、は火山ばっかりなので、黒い土が多いですが、火山の少ない関西や四国に行くと、土の色がぜんぜん違うのがわかりますよ。そしてやっぱり黒い土のところは生産力が高い土地が多い。

 

火山は農業に対してものすごい恵みを与えてくれたワケです。

 

火山の恵みは他にもたくさん。コレ!

 

 

火山のおかげで温泉がたくさん!

 

火山地形は温泉だけじゃなくてその作る地形や自然によって、国立公園や国定公園になってる場所が多いです。そうなると観光地としての恵みを与えてもらってることになります。

でも、噴火しちゃうと一転してタイヘンなことになっちゃいます。

 

噴火したから火山ができてて、そしてその恵みをたくさんいただいてるけど、やっぱりたまに噴火する。火山と付き合うってのはそういうコトなんですね〜。

 

噴火しちゃうとそこの経済も大変、だから安全を確認したうえでそこの温泉に行ってお金を落としましょう!だから今行くなら霧島温泉ですね!すごーくいい温泉ですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今一番美味い野菜は何だ!?

  • 2018.03.01 Thursday
  • 15:58

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あのモーレツな寒波も過ぎ去り、ちょっと温かくなってまいりました。

 

ホウレン草やキャベツやブロッコリーなど、冬を経験した葉物が、まだ甘くておいしいです。でもこれが3月後半とか4月くらいになっちゃうと、再び成長するのに自分の糖分使っちゃうんでしょうかね?甘みがだいぶ減ってくる気がします。

では、この時期、一年で一番うまい野菜って何だと思いますか?

 

それは北海道産のジャガイモです!

 

 

今あるジャガイモって北海道で秋に収穫して貯蔵してあるヤツ。言ってみれば「古い」ジャガイモです。4月や5月になると鹿児島や長崎から新ジャガイモが出てきちゃうので、そろそろ在庫一掃処分しなきゃ!みたいな時期ですよね。

 

でもジャガイモは冬の間、どんどん、でんぷんが糖化していって、甘〜くなってるんです。

 

なので、飲み屋さんでフライドポテトとか頼んでも(冷凍のフライドポテト出すような店じゃダメですよ!)、ホント美味いですよ。野菜は採りたてが美味いとは限らないって事ですね。新ものってありがたがられますが、逆に新ものの方が美味しく無いものってすごく多いです。残り物にはけっこう福があるんですね。

 

 

雪国の、晩秋に収穫が間に合わなくて、畑が雪に埋もれて掘れなくなって、春に溶けてから掘る、雪下ジャガイモも同様に美味いです。

 

もう一つ、貯蔵ものでこれから美味い野菜があるんです。ジャガイモと似ておりますが、サツマイモ!

でもサツマイモはもともと南方の芋、寒いのが苦手。低温が続くと低温障害と言って、すぐ腐っちゃいます。

 

なので、冬の間、貯蔵しておくと美味しくなると知ってても、カンタンじゃないです。専用のキュアリング貯蔵という方法が必要なのであります。

 

まず、キュアリング処理と言うんですが、サツマイモを30℃以上、湿度90%にして数日置くのであります。すると、サツマイモの表皮の傷にコルク層ができて、そこから傷みにくくなるのであります。

 

そしてその後、気温13℃くらい、湿度85%くらいの状態で冬の間、貯蔵するのであります。

 

そのキュアリング貯蔵庫を開けた時に、気温が10℃以下だった!なんて事になったらせっかくの貯蔵が水の泡、サツマイモが低温障害で腐っちゃいます。気温がある程度温かくなった時を見計らって空けます。

 

そうするともう、サツマイモは6月くらいまで置いても腐らない!

 

茨城の飯塚功さん、このキュアリングがとっても上手。もともと鉾田という、赤土でサツマイモの美味しい地域。それがさらに上手くなるワケです。

(飯塚さんのキュアリング貯蔵庫)

 

3月末くらいには、飯塚さん、貯蔵庫を空けるはず。楽しみなのであります!

(飯塚夫妻)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶんぶんたんたんぶんたんたん

  • 2018.02.15 Thursday
  • 17:27

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ブンタンはザボンともボンタンとも呼ばれます。東南アジアや台湾から江戸時代に日本に入ってきて、鹿児島で栽培されてたのを高知に導入したのが土佐ぶんたんらしいです。

 

土佐ぶんたん、ワタクシ、ひじょ〜に好きです。外皮はやたら分厚くて剥きづらく、中の実(「じょうのう」と言いますね。漢字だと「瓤嚢」。読めるか!東大生も読めないらしいです。)の皮も分厚いので剥かなきゃいけない。

 

でもその中の実(じょうのう)が、すばらしい香り、さわやかな甘み、かすかな苦み、そして水分が少ないので歯ごたえがあって食べやすい。柚子ともちょっと親戚じゃないかって感じの香りですね。

 

僕のお袋が高知出身で親戚もいっぱいいるので、土佐ぶんたんに小さい時から接してたのも、ブンタン好きになったきっかけだと思いますが、土佐の知り合いの松田雅子さんという方、こんな本まで出しちゃいました。

「文旦好きがこうじて…」

ぶんたん使ったレシピや剥き方とか、ぶんたんのお話満載。楽しいですよ〜!

 

熊本にも良く似た柑橘があります。その名は「パール柑」。こちらです。

 

あれ?さっきの土佐ぶんたんの画像と一緒だな!

 

実は、土佐ぶんたんとパール柑、だ〜れ〜も、見た目で区別できません。

 

では、食べてみましょう。あれ?・・・同じ・・・

 

食べても誰一人、区別できません!土佐ぶんたんとパール柑、同じじゃん!

 

パール柑の方が時代が後なので、分が悪いと思ったか、熊本の農家は、土佐ぶんたんとパール柑は違うものだ!と主張します。でも本人が食べても「どっちかわからんばい」との事です・・・

 

熊本の農家が高知からそっと、土佐ぶんたんの枝を持ってきちゃったんでしょうか?・・・いやいや、熊本の人にそんな失礼なこと言えません!(まあ僕は高知の血筋なので土佐の味方ですけど!)

 

同じ味の系統のものに、「晩白柚(ばんぺいゆ)」もあります。こっちはただでさえ皮が分厚いぶんたんの皮をさらに数倍にしたような柑橘です。見よ!この皮の厚さ!

 

 

まあ皮を砂糖漬けにしたりとかできますけどね。(僕はやりません。)かなりムダなデカさですがその分長持ちするので、この巨大な大きさを愛でて香りを楽しんで、数週間楽しんだら食べる、って感じのモノですね!

 

中の実は土佐ぶんたんと同じ味、美味しいですよ〜。

 

そして、僕はミュージシャンなのでその能力を最大に生かして、「晩白柚の歌」を作りました。

 

どうぞ〜!!

https://www.youtube.com/watch?v=buyEdavFDW4

 

失礼しました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒグマのいぬ間に草刈りを。

  • 2018.02.08 Thursday
  • 16:12

JUGEMテーマ:食材

 

来週から入荷する、北海道のジャガイモ、越冬マチルダと黄金メーク。

マチルダくん。スウェーデン出身。ちょっと小ぶりのジャガイモですが、うまい!越冬ものは特に、でんぷんが糖化して甘い。

揚げると焦げやすいのだけが欠点でしょうか。

 

黄金メーク。メークインに似てるからこうも呼ばれますが正しくはホッカイコガネです!メークインみたいに煮崩れしにくくないですので煮すぎに注意。こちらは揚げても焦げにくいので、この2種類セットで買えばあらゆる料理に対応!!

 

作ってるのは、帯広市のいずみ農園の泉さん一家。イケメンの息子さんとその奥さんが入って家族4人態勢!

真ん中は僕です。

 

帯広市はジャガイモ作付け面積、日本一でございます。十勝平野は日照時間が長く、寒暖差があるから、うまいジャガイモが作れる上、広大な面積の十勝平野でど〜んと作って、秋に採れたのをど〜んと貯蔵して春まで出荷できる。

 

でも泉さんはジャガイモ専業じゃないです。ジャガイモ以外に、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、とうもろこし、豆類など、たくさんの品目を作ってます。そうなると、畑の面積もそんなにたくさんできません。

 

ジャガイモ農家で100ヘクタール(東京ドーム20個分以上!)の畑を持ってる人は多いですが、泉さんは20ヘクタールほど。

 

それでも東京ドーム4個分ありますけどね!そしてそれだけの面積を有機JASでの栽培しているので、やっぱスゴイです。

 

でも泉さんの畑には、ちょっとタイヘンな畑があります。北海道で有名な動物が現れるのであります。

 

キタキツネでもオオワシでもエゾリスでもありません。

 

それは彼です。

 

「やあ!」

 

ヒグマはでかい。本州以西にいるツキノワグマの3倍くらいあります。

 

ツキノワグマに遭遇したら、戦っても半分くらいは・・・いや勝てはしないけど、たまにニュースでおじいちゃんが一本背負いしたら逃げてった、なんて事があったりします。

 

ヒグマはそうはいきません。ほぼ確実に負けます!

 

泉さんの畑にはこのヒグマが出没する畑があります。

 

この畑に入るとき、例えば大豆畑の草取りをするときは、一家4人で、まず、ロケット花火をヒュンヒュンと打ち上げます。遊びじゃないです、ヒグマを驚かせて寄らないようにするためです!

 

そして、全員ラジオを背負って、大音量で流しながら畑に入り、速攻で草を刈ります!

 

除草剤を使えば、こんな命懸けのことしなくてもいいんです。有機栽培だから手で草を刈らなきゃダメなんです!

 

そんな泉さんの、「命懸けでヒグマから守った有機越冬マチルダ」と、「命懸けでヒグマから守った有機黄金メーク」をぜひ「ゆうき八百屋」でお求めください!!(こんな商品名では無いですが。)