そして枝豆も始まった!

  • 2018.06.13 Wednesday
  • 16:58

JUGEMテーマ:食材

とうもこしに続き、コイツも始まりましたね!

 

 

枝豆です!枝豆にビールが最高に美味い季節です!!

 

さて枝豆ってインゲンとかエンドウとかソラマメとかのマメの種類で言うと、何でしょう?

 

みんな知ってますね?大豆でございます。

 

だから大豆を若いうちに採って食べちゃえば、大豆の品種関係なくみんな枝豆です。みんなそれなりに美味いと思います!黒大豆も青大豆も。黒豆枝豆って昔からあって美味しいです。

 

枝豆をず〜っと収穫せずに秋まで置いておくと、大豆になります。こんな。

 

茶色くなって枯れていきます。しかし莢の中身は!

 

まるで真珠!

 

枝豆時代は平べったいのに、大豆として乾燥豆になるにしたがって、だんだん丸くなるんです!

 

さて、20年くらい前だったでしょうか?枝豆は山形県のある品種が美味いぞ!と知れ渡ることになりました。テレビCMなどでも取り上げられて知名度が上がってきました。

それは、だだちゃ豆。

僕がこの業界に入った27年くらい前、すでに取り扱ってましたが、まだ「知る人ぞ知る」豆、って感じでした。

しかし、一挙に知名度アップ!

 

甘くて、独特の香り(この茶豆臭さ、はキライな人もいますけど。)。

山形の庄内平野の特産品です。豆がちょっと茶色い。

 

写真は庄内共同ファームの佐藤さんという方です!

 

昔からある伝統野菜で、殿様に献上する時、殿様が「この豆はどこのだだちゃの豆だ?」と聞いたのが「だだちゃ豆」の始まりとか。だだちゃってのは、オヤジ、オッサン、のような意味合いのようです。茶豆ですが、茶の「ちゃ」じゃ無いんですね。

 

ところがこの豆、JA鶴岡が「だだちゃ豆」の商標持っておりまして、ここのJA通らないと名前使っちゃダメなんですね。

さらに、JA鶴岡は商標を借りているだけで、実際にはある納豆屋さんが持っているんです。

 

昔からある伝統的な呼び名を勝手に商標にしちゃうってどうなんでしょ??

 

さて、だだちゃ豆には、ある欠点があります。それは、基本的に晩生ってコトです。

 

梅雨の時期からビールに枝豆だ!となりますが、8月くらいにならないと出てこない。6月にはもう、ビールに枝豆の季節なのに。

 

 

そんな中、革命的な品種が出てきました。茶豆の血を入れた、「湯あがり娘」という品種!味は茶豆ですが色は美しい緑。

 

群馬県のカネコ種苗が作った傑作です。

 

これは中早生で6月終わりころから出てくるのに、だだちゃ豆に引けを取らない甘さ、美味さ!

 

一挙に広がりました。

 

そして「湯あがり娘」に負けるか!と種苗会社各社、早くて甘い品種を競って開発してます。トウモロコシの世界とちょっと似てますな。

 

ちなみに「湯あがり娘」のカネコ種苗には少し晩生の「ゆかた娘」早生の「げんき娘」という品種もあります。とにかく「娘」シリーズなんですね。

 

 

さて、枝豆は比較的有機栽培しやすいです。肥料も少なくていいので、ここの群馬の畑の生産者は、湯あがり娘を作ってますが、農薬も使いませんが、肥料も入れません!

 

肥料入れなくてできるんかい!と思うでしょ?厳密には、雑草や収穫した後の枝豆の残渣とか、緑肥とかを鋤き込んでるので、何にも入れていないワケではないですが。

マメ科の作物は、肥料無くても作りやすい。それは、コイツのシワザです。

 

 

根っこに「根粒」って粒々があります。ここに住んでる「根粒菌」という菌が、空気中から窒素分を取り込んで、それが根から吸収されるんですね。

 

いわゆる肥料で大事なのは窒素分。植物は、窒素と、水素と酸素(水から)と炭素(CO2から)を使ってアミノ酸を作ってそれがタンパク質となって体を作るワケです。

その窒素分を、肥料無くても自前で作れるってワケですね。

おかげで肥料無しでも、アミノ酸たっぷりの枝豆ができて、ビールのおつまみとして最も適した食べ物と言われるワケです!

(ちなみに、普通は無肥料だと収穫量が少なめになるので、もっと採るために肥料与えます。でもこの生産者の畑は無肥料で収穫量もヒケを取らないくらい多いです。条件が揃うとこうなるんですね!)

 

 

ちなみに、茶豆のニオイが苦手な人が多いですが、その人曰く、このニオイにそっくりらしいです。

 

犬の足の裏のニオイ。

 

知るか!嗅いだことないわい!

ウルトラでスーパーなコーン

  • 2018.06.06 Wednesday
  • 17:44

JUGEMテーマ:食材

トウモロコシが出てきましたね!ハウスものや沖縄物はもう少し前に出てますが、関東などの平野部からも露地物がボチボチと。

本格シーズンは7月だと思いますが、だんだん早まってるカンジですね〜。

 

ちなみに、僕がこの業界に入った1990年過ぎくらいは、こんなヤツがトウモロコシ界を一世風靡してました。

 

上との違い、わかります?

 

白が混じってますよね。いわゆるバイカラーと言われるトウモロコシで、品種名はピーターコーン。

黄色と白が、3対1で混じってるんです。メンデルの法則ってやつですね!たぶん!

 

ピーターコーンは当時、その甘さについて革命的な品種で、他にも何種類か甘い品種が出てきて、「スーパースイートコーン」と言われたワケです。

美味しかったんですが、この甘さじゃ飽き足らない人がいっぱいいたようで、90年台に出てきたのが、一番上の写真の、「味来(みらい)」って品種です。

 

僕も当時始めて食べて、ビックリしましたよ、何じゃこりゃあ!甘過ぎる!!

 

そしたらものすごく急速にこの品種が広がりました。スーパーを上を行く、「ウルトラスーパースイートコーン」って言われております。

 

ウルトラマンとスーパーマンが合体したようなヤツなのですごいです。

 

  

 

それ以来、世のトウモロコシは、ゴールドラッシュとか、サニーショコラとか、味来のさらに改良系とか、とにかく甘い奴らばかりになってきました。

 

ピーターコーンのスーパー時代は、6月の早生のトウモロコシってまだ甘味が載ってない事が多かったんですよね。でも、ウルトラの時代になると、「そんなの関係ねえ!」って感じで、早生でも十分甘い!

 

でも、ウルトラの欠点もあるわけですよ、ちょっと小さい。ガッチリ食べたい人にはちょっと少ない?

 

そして、最も大きな欠点は、皮が薄い!

 

皮が薄いから、皮が歯に挟まりにくいから長所じゃん!って思うでしょ?でも、皮が薄いから、乾燥すると水分が蒸発してしまって、しぼんじゃうんですよ。

 

 

最近は猛暑続くことが多いでしょ?そうすると、畑にあるときからしぼんじゃう。そうなると商品化難しくなっちゃいます。

 

あと、欠点は、僕ら世代にとっては、かもだけど、「甘すぎる!」

 

さつまいもの安納芋もそうですが、「甘すぎる!」

 

トウモロコシや、さつまいもは、お菓子である事を期待してるんじゃねえ、「腹を満たす」のも重要な役割なんじゃ!

 

って叫びたいです。

 

って思ってたら、バイカラーでピーターコーンよりも少し甘くしたような、グラビスって品種が出て、これ、僕にはすご〜く美味いんです。

 

あと、ピーターコーンいまだに作っている生産者もいます。8月とかの高原や北海道のピーターコーンは、甘さも強くて、かといってウルトラほど甘ったるくない。

 

そしてこれらはピーターコーンの系統の特徴なのか、モチモチ感もあってホント美味いです!

 

ちなみに地方に行くと、ファーマーズマーケットとかに、時々、昔の品種の「もちトウモロコシ」みたいなの売ってることあります。

 

(これは、黒もちトウモロコシ。ちと気持ち悪い?以前は長野などで作られてました。)

 

全然甘くないんですが、モチモチ感が強くて腹持ちがいいんですね。トウモロコシにはモチモチ遺伝子があるんでしょうね。僕はそれが強めの方が好きですね〜。

 

話変わりますが、最近、こんなのも人気です。

 

ピュアホワイトとか、ホワイトショコラとかの真っ白い品種。

 

これもウルトラ世代で、甘い事は甘い。(と書けばおわかりと思いますが、まあ僕はあまり好きじゃないって感じですね。)

 

それで、この近くに、黄色のトウモロコシの畑があるとしましょう。

 

風で花粉が飛んで受粉しちゃいます。

 

んでもって、せっかく分けたのにバイカラーになっちゃうんですね。3対1。メンデルの法則ってワケですね。たぶん。

 

白トウモロコシは、絶対黄色い品種の花粉が飛んでこない場所に作らなきゃいけないからタイヘンであります。

 

さらにトウモロコシ話題。

ベビーコーンとか、ヤングコーン。よく、缶詰や水煮で売ってて、中華料理とかにはよく使われますね。

 

その生のヤツ。

 

トウモロコシって、株の一本から大体、1本収穫します。(2本採りもありますが。)

 

でも、実自体は2〜3本付くので、一本に集中させるため、小さいうちに間引きします。それがこのベビーコーン。

 

だから、トウモロコシ農家のところに、出荷シーズンの2〜3週間前くらいに行けば、ほぼあります。

 

でも、大して高くも売れないし、調整して出荷する方が大変なので、出荷する生産者は少ないっす!

 

これを皮のまま、焼いて(端っこはアルミホイルとか巻いて。)蒸し焼きにすると、すごくうまいです。

 

そして、ヒゲが実はうまい!!ヒゲといってもメシベなんですけど。

 

みんなやってみてね〜。

 

も一つ、トウモロコシ話題。

 

ポップコーン。

 

その原料となるトウモロコシは、「爆裂種」と言われる、乾燥した実を加熱すると爆裂する品種のトウモロコシ。

 

秋頃まで畑に置いて、乾燥するまで待ちます。

 

滅多に見れない畑の様子を初公開!

 

 

皮剥いたのはワザとですけど!

 

これを試しに、このままレンジでチンしてみた事があります。

 

こうなりました。

 

 

軸付きポップコーンに!

 

でも、僕は裸のままレンチンしたら、レンジから「バンバンバンバン!!」と物凄い音がして、開けるとポップコーンだらけでタイヘンなことになってました・・・。

 

やってみたい方は、袋に入れてやってくださいね!

めんそ〜れ 沖縄行ってまいりました〜。

  • 2018.05.31 Thursday
  • 17:25

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ブログ一週間サボっております。何故なら沖縄に行っておりました。

 

基本ミュージシャンなので演奏で行ってたんですが、農家の友人にも会ってきたのでそれも含めて沖縄のご報告。

 

ちなみに沖縄は5月の半ばには梅雨入り。なので基本、あまりいいシーズンじゃないんですね。4月からゴールデンウィークくらいはものすごくいい時期ですが。

 

でも宿とか取りやすいし、基本演奏に行くので、梅雨でもいいや、というつもりで行ってまいりました。

 

そしたら・・・ ピーカン!

 

5日間いたんですが、ず〜っと快晴。まあ、観光的にはいいかもですが農家には困ったもんです。取水制限とかさっそく始まってるみたいですな。

 

そして、ゆうき八百屋でも仕入れている、沖縄の名護を中心にする生産グループ「沖縄畑人(はるさー)くらぶ」というのがあって、その代表が芳野幸雄クン。

 

 

15年くらい前、僕が前の某、「ら●っしゅぼーや」という会社の社員のとき、彼も同じところのスタッフだったんですが、辞めて、僕の沖縄出張に何故か付いてきて、ここで農業やる!と言い出したのが彼であります。

 

農家になって、さらにクックソニアという会社作って、クックハルというカフェ作ったりいろいろやってます!

 

それでここは彼のオクラ畑。

 

まだ小さいな〜と思ってたら

 

 

あれ、もうちゃんと花が付いてる!こんな低い位置から付くんですね〜。オクラの花、キレイでしょ?ハイビスカスと同じアオイ科で、同じように花キレイなんですね。

順調に採れだすとこんな。

 

 

彼が作ってるのは、丸オクラ。普通のオクラにみたいに角ばってないでしょ?

 

もともとの沖縄のオクラは島オクラと言われて、こういう風に丸かったんですね。そして、普通の角オクラより柔らかくて美味い!

 

だけど昔ながらの島オクラは収穫量が悪すぎるので、これはその改良種ですね。

 

そして芳野のグループでは、沖縄でスパイスをすべて作ってカレーを作るのも目指しております。

 

クミンやカルダモンやら、いくつかはどうしても難しいようです。

 

でも、最終目標の60%くらいのようではありますが、できてます、やんばるスパイス。(やんばるってのは、沖縄の北部、名護以北は山が多く、山原(やんばる)って呼ぶのであります。ヤンバルクイナのやんばるです。)

 

なかなかいいスパイスですぞ。もうこれだけでもちゃんとカレーできますな。

 

夜は彼の仲間が、僕も知っている女性オーナーの沖縄料理店で、食品卸会社の接待をする、というので、何故か全く関係ないけど僕も参加しちゃいました。

 

出てきたメニューが、ゴンドウクジラの刺身/ティラジャー貝の刺身~味噌炒め/ヤギ刺/ナマコの味噌炒め/モーイ(海藻)の豆腐/ニガナやヘチマなど地野菜の料理いろいろ/地魚刺身いろいろ/あぐー豚のしゃぶしゃぶ、など 名護の食満載!

やんばるの泡盛11種類飲み尽くし、みんな相当酔っぱらってきております。

 

そして

 

翌日も快晴。

 

ワタクシは堀内加奈子という沖縄民謡歌手のライブでギターでのサポート。

 

ライブ会場は那覇の首里の「CONTE(コント)」というお店で、ここのオキナワの素材を使った料理も超うまい!

 

またしても芳野くんが来た!何故ならこのライブの食事の材料も彼が提供しております。

沖縄のテレビ番組に出ている美女と飲めて満足そうであります。

 

別な日には長浜健佳くんという民謡歌手のサポート。石垣島出身の彼は民謡歌手の傍ら、那覇の「あっぱりしゃん」という店をやってて、ここがまた予約取れないくらいの人気店。

 

ちなみに昼間、那覇の町を歩いてたら、この長浜くんに偶然会いました。

「おお〜、ちょっとお茶でもするか!」

 

 

はい、沖縄だと「ちょっとお茶しようか!」が、泡盛とオリオンビールになっちゃいます。

 

あともう一か所、今帰仁(なきじん)という地区の「ライオン食堂」という沖縄料理店でも、堀内加奈子のライブをやったんですが、そこに飛び入りが。

 

芳野くんと見に来ていた、名護の大人気パン屋さん、「PAN DE KAITO(パンデカイト)」の社長が「俺にも歌わせろ!」と飛び入り。

 

僕はウクレレで、あと見に来ていたピースケくんという有名なドラマーがパーカッションで、彼をサポート。

 

こんなパン屋ですがホントに美味いパン作ってて超人気店、今、沖縄じゅうに5店舗くらいあるようです。

 

沖縄は、音楽とも、食とも切っても切れない場所であります。

 

というわけで毎日二日酔いでした。

アスパラ〜!!

  • 2018.05.16 Wednesday
  • 17:56

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この人覚えてます?

 

 

「一本いっとく?」のアスパラドリンクのCMに出てた、ハニホーヘニハーというタレントです。

 

CMの時だけ勝手に付けられた芸名らしいですが。この後不法滞在で捕まってたみたいですがそんな話はどうでもいいです。

 

アスパラドリンクの原料に入ってるのが、アスパラギン酸。アミノ酸の一種ですね。このアスパラギン酸、アスパラガスから発見されたのでこの名前になったんですね。

 

そして北海道産のアスパラが出てくる季節になりましたね!!!

 

 

今までも、佐賀や長崎などから出ておりましたが、こちらはハウスもの。面積が少ないので長期で採るのが多いですね。

 

そして今出てきた北海道のグリーンアスパラは、露地ものが多いです。

 

冬を越えて雪が溶けて、地温が温かくなると、何にもない畑から、いきなりニョキニョキと出てきます。

 

何もないって言ったってもちろん地下にはちゃんと根っこがあります。

 

北海道の露地物は、じ〜っと冬の間我慢して、春になっていきなり、芽に養分注入!!って感じで張り切り、そして昼間たっぷりの太陽の光を浴びて、夜は寒い。寒いから呼吸を抑えて自分の糖分を使わなくて済むんですね。

 

なのでうまい!!5月から6月にかけての1ヵ月ちょっとくらいの期間しか出ないのにみんな心待ちにしてるのは美味いからですね。

 

でもホントに何も見えないところからいきなり出てくるので、農家も予想がつかない。そして一日に10僂らい伸びる時もあるので、タイヘンです。寒くなるといきなりピタッと出てこなくなったりするので、農家もだけど、青果流通の人たちもけっこう困ることが多い野菜でもありますな。

 

ちょっと目を離して収穫逃すと、どわー!

こんなんなっちゃう。もう食えません。

 

でも、後半のアスパラは残して敢えてでっかくして、光合成をさせて根っこに栄養を貯めさせます。そうやって来年のアスパラが出るようにするんですな。

ちなみにアスパラも花が咲いてこんな風に実を付けます。

実から種採れますが種から栽培するとタイヘンな時間がかかるので、根株を入手して植える事が多いですな。

 

アスパラと言えばこっちもうまいですね。ホワイトアスパラ!

こっちはシート被せたり、真っ暗なトンネルやハウスなどで、日を当てないで栽培。

 

そうすると、お茶の被せ茶や玉露みたいに、葉緑素になるははずの部分がうま味の方に行くワケですね。

 

僕、ホワイトアスパラを手に入れると、ちゃんとオランデーズソースを卵を湯煎してまで作って食べますよ。湯煎がポイント!ホント美味い!これ以上美味いものはなかなかオランデー!と言いたくなります。

 

 

かつては新潟県も露地アスパラの大産地でしたが、茎枯れ病という病気が大流行してほぼ壊滅に近い打撃。でもちょっとずつ復活の兆しも・・・。

 

今は露地アスパラは北海道の独壇場となっている感じです。でも6月までみんなで楽しみましょう〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

甘いトマトはどこにある〜?

  • 2018.05.09 Wednesday
  • 17:54

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トマト。

 

みなさん、トマトは甘い方が好きですか〜?

 

甘いトマトの見分け方知ってます?

 

基本的に実が詰まってるトマトは甘いのが多いっす。だから比重が大きい、水に沈むのが甘い傾向にありまっす。

 

でもスーパーとかに水槽持って行って調べるワケにはいきませんよね。持っただけだと、でかいトマトが重いので「重い、だから甘いだろう!」ってワケにもいかないですね。慣れてくると、大きさと持った重さを比較して「大きさの割に重い!だから甘いだろう!」って判断できるようになりますけどね。

 

一番確実なのは、コレです。

 

放射線状にスジばってるのわかります?骨が透けてるみたいな。

 

要するに水分が少ないトマトが甘くなりやすいんであります。それで美味しいトマト作る農家は、「水を切る」って言ってますが、与える水や、土の水はけとかも対応して水分を制限して糖度を上げてくワケですね。

 

それで、水か少ないトマトは、こんな風にピキピキと筋が出てきます。

 

逆に水が多いと、こんなのが出やすいです。

 

この白い粒々、というかザラザラというか、わかります?

 

これ出ていると大体甘くないです。

 

迷うのは、スジばっているのに、この粒々も出ている時。そういう時は、粒々優先。やっぱ粒々トマトは甘くないです。

 

大体、糖度が5度以下だと「甘くはないな〜」と思いますよね。6度だと「まあまあかな!」7度超えると、「甘いじゃん!」

 

と普通の人はなると思います〜。4度くらいだと、「まずい!」って思う人多いはず。

 

でも、ハウス栽培と言っても、全く密閉しているワケでは無いので、雨が多いとやっぱり土や空気から水吸っちゃって、糖度は落ちやすいです。

 

フルーツトマトは、閉鎖度が強い環境で、徹底的に水分調整して作るので、8度以上にできたりします。

フルーツトマト。

ほら、すげ〜スジ張ってるでしょ?

 

あと、トマトを甘くするのは、水だけじゃないです。温度も大事。

 

寒暖差が無くて、夜もず〜っと暑い環境だと、光合成で作った糖分を、実に貯める前に「暑い!ハアハア」と自分の呼吸で使っちゃう。

 

夜冷えると、呼吸も抑えられて糖分を使わないで済みます。

 

なので、普通のハウス栽培でも、雨が少なくて、夜冷える、冬から春にかけての時期なら、フルーツトマト並みに糖度上げられるワケです。

 

知っている農家で、特に技術があるわけじゃないのに「このハウスで栽培すると、4月くらいの時期のトマトはどうやったって甘くなる!」という人います。

 

そして梅雨が近づいてまいりました。トマトは量は作りやすい時期になってきましたが、糖度は落ちてきますよ。

 

夏は、ほぼ、甘いトマトはあきらめましょう。・・・いや、そんなことは無いです。

 

北海道産は甘くなりやすいです。雨も少なく、夜温も冷える。旭川近辺のものとか、8月とかでもすげー甘いトマト作ってたりします。

 

ちなみに露地のトマトはまず水分調整できないので、糖度は上がらんですね。でも野趣溢れる、独特のいい味はしますな。

 

 

まあ言いたいのは、甘けりゃいいってもんでも無いって事ですね。糖度10何度とかのトマト食べると「トマトに砂糖かけたみたいだ!」って思います。

だったらホントにトマトに砂糖かければいいじゃん!とも思うワケであります。

 

まあ、甘かったらラッキー!くらいに思ってトマトは食べましょうね。そして、あまりに甘く無い!って怒るなら、煮込んじゃいましょう。そしてパスタソースにしちまいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女王様の殺傷能力

  • 2018.05.02 Wednesday
  • 18:03

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何だかこのブログ、野菜よりも虫系の話題が多い気がしてきたな・・・

 

まあ野菜を有機栽培するには虫との闘いの問題が大きいのでいいですかね。

 

さて、前もちょっと書いたのですが、我が家のショボい庭・・・というより花壇に、椿が植わっております。

 

茨城の僕が生まれた実家はそこそこ広い庭があったんですが、オヤジが死んでから、僕とお袋で、仕事場に近かった埼玉に家を買ったのであります。その時に、椿の木を何本か持ってきたんですね。

 

でも前書いたように、コイツがまず湧くようになったワケです。

 

どわ〜っ!!!

チャドクガという、お茶の木によく付くガの幼虫。毛に毒があるのでひどくかぶれ、この毛が風で飛んできてもかぶれるし、それがまた隊列組むのでよけいオソロシイ!

 

椿は茶の仲間ですからね。

 

有機の仕事をしているのに近所の農家が勝手に農薬かけていってから、まあその効果か、枝をとにかく切りまくった効果か、いつのまにかチャドクガは来なくなったんですが、再び葉が茂ってきたので、チャドクガ カムバック!となるんじゃないか心配しておりました。

 

そしたらゲゲゲ、昨日、その毒性ではチャドクガをはるかに凌駕するコイツが小さい巣を作っていたのであります!

 

家の窓の近くなのでジッと観察してたら、10分くらい毎に飛び立って、また戻ってくる。どうやら1匹しかいないカンジ。

 

って事は、まだ、女王バチが巣を作り始めたところかもしれん。これで働きバチを産んだらどんどんヒドイ事になってきます。

 

女王バチはよっぽどの事無いと攻撃しないとも聞いております。駆除するなら今しかないです。

 

スズメバチは悪くないですが何しろ僕がいつも通らざるを得ない最悪の場所、巣がでっかくなったら近所の子供らもキケンですからねえ。

 

家に見つけたのはゴキブリ用の殺虫剤、「ゴ〇ジェット」。成分はイミプロトリン。合成ピレスロイドの一種で、蜂にも効くはず。

ピレスロイドは、もともと除虫菊の成分で、天然の除虫菊から作った農薬は有機農業でも認められているように、人間やその他哺乳類への害は少ないっす。

 

と自分を納得させ、巣に一番近い窓をそっと開け、巣に向かって噴射!!アーメン!ナンマンダブナンマンダブ!

 

しばらく見てると、蜂は巣にいなかったようで、お出かけから帰ってきました。そして「ん?」という表情をし(顔は良く見えないですけどね)、しばらく巣の周りを飛んで、そして突然、慌ててどこかに飛んでいきました。

 

まあ罪のない蜂を殺してはいないようなので(まあゴキちゃんだって罪は無いんですけどね)、罪の意識は半減。これであきらめてくれればいいんですけどねえ・・・。とりあえず、明日以降、ハチがいないことを確認したら巣を除去、という流れになるのではいか、と。

 

というかもうこの椿、根本から切ってしまいたい!

 

 

さて、危険な動物というのが世の中にはたくさんおります。キケンというのは、人間を殺す、という意味ですね。

 

日本では、スズメバチに刺されて死ぬ人が年間40名くらいいるそうです。熊なんてそれより全然少ない。もし戦うならスズメバチより熊の方が安全、って事ですかね?

ハブクラゲとかも年間何人か刺されて死ぬ人がいますが、世界的にはどうなんでしょ?

 

ってそういう、人間を殺す動物のランキング調査を、何と、あのビルゲイツがやってます。

ビルゲイツが直接やってるんじゃなくて、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の調査ですね。

 

https://www.gatesnotes.com/Health/Most-Deadly-Animal-Mosquito-Week-2016

 

それで見ると、2015年、蜂で60人が死んでるけど・・・。結構少ない・・・。でも、日本では40人ってことは、日本が半分以上占めてるってコト?

 

とりあえず、その世界の60人に入らなくて良かった・・・

 

そして上位を見ていくと、サナダムシや回虫、と言っても寄生する場所が脳だったり、大量に湧いて腸閉塞おこしたり、の時のようですね。日本でも湧く人いますが(僕の知っている人も。)まあまともな食事して、もし湧いたら駆除すれば、日本ではそうそう死には至りません。


ゾウやカバとかライオンとかワニは襲われて、ですがいずれも日本にはほぼいないですね。

5位と、かなり上位の「犬」は狂犬病ですね。これも日本ではほぼ無いですね。旅行に行った人が噛まれて、というパターンはあるようですが。

4位はサンドフライ。日本にはいないですが、蚊みたいな虫でこれも病気を媒介するようですな。

 

蛇が3位。日本でも時々噛まれる人おりますが、こんなに多く無いですね。

 

そして急に多くなって、第2位は「人間」!戦争で殺しあうって事ですね。でもそれより多いのがいました。

 

第一位、それは、「蚊」でした。媒介したマラリアによって年間83万人も死んでるんですね。

 

昨日、スズメバチに対応してる時に相当蚊に刺されましたが、世界的にはそっちの方がよっぽど怖かったワケです。

 

ちなみに熊は全然ランクインされてません。しつこいですが、蚊よりも熊の方が世界的には全くもって安全。そう思うと山で熊に会っても怖くないですね!(怖いわ!)

バナナばなし

  • 2018.04.26 Thursday
  • 12:10

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今回はバナナについて!!

 

 

バナナ、今や年間の果物の消費で、圧倒的トップでございます。

でも、20年くらい前は、みかんやりんごに負けていたんですが、りんごを抜かし、10年ちょっと前にはみかんを抜かしてトップに躍り出ております。

でも月別で見れば、今も冬場は、みかんやりんごの方が消費多く、真夏はスイカとか、梨の方が消費多くなります。

 

バナナは年間平均して消費が多いのが強みですね。

 

でも、そんな中でも波があり、5月を中心に最も消費が伸びます。今ですよ、今。

 

今の季節、確かに、柑橘やりんごも少なく、スイカやメロンは高いし、ちょど果物が寂しい時期ですね。そんな事もあって、5月はバナナの独壇場。

 

そしてバナナって、ものすごく暑い日はあんまり食べたく無くなりません?水分が少なめだからですかね?

 

そして真冬もあまり積極的に食べる気がおきないですよね?こたつにはバナナじゃなくてやっぱりみかん。

 

5月くらいがバナナが食べたくなるちょうどいい気温、湿度なのかもしれんですね。

 

なのでこの季節、僕もバナナよく食べます。そして余ると、皮剥いて、ラップして凍らせます。最近は、ここで潰して平たくしておくと、後で食べやすいと知りました!

冷凍バナナ、ヘタなアイスより美味いです。

 

アイスとして美味いですが、このままスムージーやバナナジュースにも使いやすい!

 

バナナ、日本じゃほとんど栽培してないので(沖縄などでは島バナナとして栽培してます。ちっちゃいバナナですが、酸味があってなかなか美味いです)、どんな風になってるかあまり見ないですよね。

 

こんなです。

 

バナナはバショウ科ですね。芭蕉のバショウです。昔はバナナのことも芭蕉と呼んでたようなので、あの松尾芭蕉は松尾バナナだったかもしれないです。

 

バナナの花は・・・

なんじゃこりゃ!って感じで全然キレイじゃないです。

 

バナナの種はどこにある?とよく問題にされますが、普通に食べられているバナナは種がありませ〜ん。種無しスイカみたいなもんです。

なので種で増やすんじゃなくて、根もとから小さい芽が出てくるのでそれを株分けして増やします〜。

 

実は僕、フィリピンのネグロス島にバナナを見に行ったことあります〜。

干上がった川をトラックで3時間くらい登り、ものすごく揺れて車の天井に頭を500回くらいぶつけながら山奥に行ってきました。

 

畑なのか普通の森なのかよくわからないところに生えてるバナナを収穫。

 

すげー重いです。

 

包丁で切り分けて出荷。

青いまま出荷して日本で、ムロと言われる熟成庫で黄色く追熟して届けられるんですね。

 

個々の農家から集荷場までの運搬手段は今でも、カラバオと呼ばれる牛くんです。

地域の集荷場で集めたバナナはトラックで、ネグロスの町にある最終的な集荷場に集められて、そこで水で洗ったり形を整えたりして輸出されま〜す。

 

最近は効率のいいプランテーションのバナナが増えて、こういう山のバナナが減ってきましたが、やっぱり山のバナナは寒暖差がある分、すごく美味いんですね〜。

 

ところで、山の集落に行くと、洗濯機はみなさんあまり持ってないようで、手で洗って干してます。あんまり文化的な生活はできてないのかなーと思ったら、

「トゥルルル〜トゥルルル〜」という音があちこちから。

「え?この山奥で携帯?」

 

そう、多くの人が携帯は持ってるんです!話によると、冷蔵庫や洗濯機よりまず、携帯を最優先で買うらしいです!

 

こんな暑いところ、冷蔵庫なんか絶対、必要じゃん!と思うでしょ?

 

でも肉は、コレ。闘鶏で遊んでますが。

 

生きた鶏をつぶして肉料理。

 

裏山にいくらでも生えてる料理用バナナを採ってきて焼く。

焼きたてうめえ。

こんなドリンクもありますな。

 

 

確かに冷蔵庫、必需じゃないかも!(お金ある人は持ってますが、テレビ、洗濯機よりは優先度低い感じです。)

 

そして、「コーヒー飲む?」と言うので、お願いしますと言ったら、30分くらい出てきません。

 

そしてウロウロしてたら

えーと、これ、僕に煎れてくれるコーヒーかな?

 

ここからかい!

 

なんと生の豆から煎れていただいてます・・・

 

んでそのコーヒーが滅茶苦茶うまい!!

 

んー、何だか豊かな生活かも!!

 

街に戻って、自転車タクシーの人に「運転させて」と頼んだら何故かみんな乗ってきました。

 

街に信号がないのにけっこうな交通量で怖いです。

 

街の市場の野菜たち。いかにも南の市場っぽいですな。

 

今回のネグロス島行くのにギター持って行ったら、ライブで弾けと言われて、地元のバンドに飛び入りしてけっこう弾いちゃいました。

地元のラム酒があって、結構まずかったんですがグビグビ飲んで悪酔い。

 

ちなみに、某フィリピン航空にギター預けたんですが、ものの見事に壊されて、ガムテープで修理して弾きました。

 

以上。あんまりバナナの事書いてないな。

 

 

 

大田市(群馬県)〜深谷(埼玉県)まで行ってまいりましたー!

  • 2018.04.19 Thursday
  • 16:52

JUGEMテーマ:食材

本日は、新しくゆうき八百屋の生産者となった、群馬県太田市の「利根川みどりの会」の定方さんのところへ!

 

僕が昔からよく知っている生産者です。写真は料理上手なお母さんと奥様、息子夫婦、そして写真にはまだいませんが、お孫さんまでできて、何と4世代同居!

 

色んな地方野菜を、農薬も化学肥料も使用せずに作ってて、みなさんが持っているのは国分人参という、超長い人参!昔、関東で一世風靡したことがある人参です〜。

 

今出荷中の潮止晩ネギという、八潮の伝統ネギはもう終わりかけ。普通のネギならとっくに坊主が出てるけどこのネギは遅いんですね〜。でもそろそろ坊主出てきちゃう時期。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このハウスはごせき晩生という、昔ながらの固定種の小松菜の畑です!1名、見覚えないメガネのオジさんがいますが、ゆうき八百屋の農産担当、中島です。

 

ここもご多分に漏れず、昨年の10月の台風、その後の雨、そして低温、で散々だった昨年の秋からの作型。何とか残った葉物たちも、3月急に温かくなってど〜んとトウ立ちして終了。

 

3月までのイヤ〜な経験は忘れて、心機一転。6月からは新ごぼうが出ます。そのあたりからゆうき八百屋との取り組み開始される予定です〜!

 

その後、利根川を渡ればすぐの、埼玉県深谷市の、沃土会の小野塚さんを突如電撃訪問!

 

深谷市は言わずと知れたネギの大産地。町全体がネギ臭い!

 

 

小野塚さんも昔から知っていますが、畑がどんどん広がって今や、8町歩(8ヘクタール)!東京ドーム1個半強!

それも、キャベツやらジャガイモやらの大型野菜や根菜ならわかりますが、カブや小松菜など、束ねるものばかりでこの面積!

スタッフ5人と作業してますが手が回らない!と言ってました。

 

利根川流域のこの地域は、首都圏の貴重な野菜供給地、有機栽培の生産者も多いところでございます。

 

これから虫や病気の増える季節ですが、がんばって生産お願いいたしま〜す!

 

 

 

 

 

 

 

閲覧注意!ケムシ、イモムシたちの話題

  • 2018.04.11 Wednesday
  • 17:22

JUGEMテーマ:食材

 

今回は、閲覧注意!です。

イヤ〜な画像が出てきますよ!!

 

春です。温かくなって気分がいいのは、人間だけじゃないです。

 

殆どの動物がそうです!寒いのが好きなのはアザラシとかシロクマとかです。

 

温かいところの方がたくさんの生き物がいるのを見ればわかりますね!

 

だから、有機農業の大敵の害虫や病原菌も温かいのが好きなので、被害が増えてきます。

 

そんな中、キャベツや白菜、小松菜やブロッコリーなどの葉や茎の野菜の一番の大敵は何でしょう?

キャベツをこんなにしてしまうヤツ。

 

イモムシや毛虫などの、チョウやガの幼虫です!

 

キャベツは、モンシロチョウの幼虫のコイツ、アオムシくんが大好物ですね。

成虫になるといわゆるモンシロチョウという白いチョウチョ、見た目だけで人気者。大人の方が人気あります。

 

同じように緑色なんですが、だいぶ小さい、コナガの幼虫もキャベツが大好きです。

 

ガもチョウもそんなに変わらないのに何故かガは嫌われてチョウチョは人気者です。

でも、動物の子供はだいたい「カワイ〜!」と好かれるのに、チョウやガの子供は、イモムシやケムシ呼ばわりで総じて嫌われます。

 

キャベツの奥の方に隠れてたりもするので、料理するときにコンニチワ〜と出てきたり、最悪なのは包丁でギロチンの刑にしちゃったり、一緒に釜茹での刑にしちゃったりした時ですね。

 

コナガなんか小さいので、間違えて食べちゃう事があります。

 

そんな時は、「彼らは生まれてからキャベツしか食べてないんだから、キャベツでできてるんだ、だから食べちゃったのはキャベツなんだ!」と思えば気が楽ですね!(んなワケないだろ!)

 

さて、そんなイモムシくんたちの中で、さらに嫌われてるのは、野菜だったら何でも食べちゃうヨトウムシくんたちです。

ヨトウガや、ハンモスヨトウなどの幼虫です。

 

 

彼らも昔は食べなかったらしい野菜も、どんどん味を覚えて、今じゃ殆どの野菜を食べます。

 

モロヘイヤなんて、日本で栽培が始まったころ、虫がぜんぜん付かなかったので、無農薬栽培がものすごくカンタンでした。

 

でも、2〜3年したら、ヨトウくんが我が物顔でムシャぶりついてました。「ちょっとクセがあるがヘルシーでいいや!」とか思ったんでしょうか?

 

レタスも27〜8年前はそんなにヨトウムシの被害無かった気がするんですが、今は普通ですね。

レンコン農家も、昔はレンコンの葉にヨトウムシ付かなかったけど最近はひどい、と言ってました。

 

おまけに、レンコン田のヨトウムシは、昔は水に落とせば溺れ死んだのに、今じゃ隣のレンコンの葉まで泳いで行くらしいですよ!僕も泳ぐヨトウムシを見ました。バタフライ、もしくは鈴木大地のバサロ泳法ですね。(古いか!)

 

まあこの当たりの事実関係は置いといて、とにかくコイツらは害虫の代表格です。

 

でも有機農業の世界では、BT剤と言う農薬が出て、これは有機栽培でも使っていいものとされてます。

BT剤は、バチルス・チューリンゲンシスという、チョウやガの幼虫が食べたら食中毒起こす菌の細胞を使った農薬で、人間には安全とされているので、使用OKなんですね。

 

でも、化学農薬の強いものみたいに、撒いたらコロコロ死ぬ、みたいな薬じゃないので、なかなかタイヘンです。

 

さて、そして僕の家にもタイヘンな季節がやってきました。

 

うちに椿の木があるんですが、ここに、チャドクガという、お茶の害虫のガの幼虫の毛虫が湧くんです。

お茶の木も、ツバキの仲間なんですね。

 

そのチャドクガの湧き方がすごい。コレ。

 

 

必ず隊列組みます。

 

触ったらものすごくカブれるんですが、この毛が風に乗って飛んできてもカブれます。僕もそれでかなり長い間治りませんでした!

 

前、家に帰ったら、すごく農薬臭かったんで、母親に聞いたら、近所の農家のジイさんが「あちゃー、お宅のツバキ、湧いちゃってるね〜!退治してあげるよ!」と言い、留守中に勝手に農薬撒いていったらしいです。

 

曲りなりにも息子が有機農業業界にいるのに何てことを!と思ったんですけど、まあしばらくはいなくなりました。

 

がまたすぐに復活。もう、椿、切っちゃおうかとも思っております。

 

ちなにみ、有機栽培のお茶の農家に聞くと、「ああ、チャドクガ、湧くよ」と言うので、「防除はBT剤ですか?」と聞くと、「いや、あいつらは、必ず隊列組んでまとまってるので、そこだけ取っちゃえばいいんです」との事でした。隊列組むのが実は弱点だったんですね!

クイズ 何の花?

  • 2018.04.05 Thursday
  • 15:48

JUGEMテーマ:食材

花の季節、花の話題の続きでございます。

 

今回はクイズ! 「これ何の花?」です!野菜や果物の花を、何の花か当ててね〜。

 

まずは簡単なヤツから。

 

ヒント。

あ!ヒント簡単すぎた!

 

・・・イチゴですね。イチゴはバラ科。

バラ科と言えば、リンゴ、ナシ、桃、サクランボ、など、柑橘と双璧を成す果物の一派でございます。花も、どの果物もちょっと似てます。

 

もう一つ、カンタンなの。

ハス、すなわちレンコンです!

 

だんだん難しいのになります。

 

コレ。

 

 

あ、作物が写っちゃってる!

 

ニラです。ニラはユリ科、何とな〜くユリっぽくないですか?

 

もういっちょ。さっきのとちょっと似てない?

そう、これもユリ科。

玉ねぎです!

 

ユリ科は、玉ねぎやネギ、ニラ、ニンニクとか、臭いのだいたいユリ科です。臭い原因は硫化アリルという物質ですね。

そして花もみんな似てま〜す。

同じ科の作物は、やっぱり花もちょっと似てきますね〜。

 

ウリ科の花も、みんなけっこう似てます。では、このウリ科の野菜はな〜んだ?

このボツボツに見覚えないですか?

 

 

コレですね!ゴーヤ、ニガウリ、レイシ、地方によっていろいろ呼び名ありますが苦いのは一緒!

 

 

さあ、だんだん難しくなりますよ〜!

キク科の野菜です。ちょっとドギツイですが、どこかキクっぽいですよね?

 

答えは「ゴボウ」です!

 

ゴボウの花言葉は、「私にさわらないで!」だそうです!!確かにちょっと毒々しくて触りづらい。

 

次は、セリ科の野菜。セリ科の野菜には、セリ、パセリ、セロリ、があります。

どれも「セ」と「リ」が付いてるのがすごいですね!

 

ミツバもセリ科。そしてこれは〜???

 

ニンジンです!基本的にあまり見ないですが、春人参の畑に行くと、収穫し損なったヤツなどに咲いてたりします。

 

次すごいのいきますよ!

 

何じゃこりゃ!

 

時計に似てるので、トケイソウとも言われます。

そして、もう一つ、十字架にも見えます。

十字架と言えば、キリストが磔にされた「受難」、すなわち「パッション」。

 

そう、パッションフルーツの花なのです。パッションフルーツのパッションは情熱じゃなくて、受難のパッションなんですね〜。

 

次はコレ。

 

アサガオに似てますね!

 

アサガオはアサガオと言うくせにヒルガオ科。

 

ヒルガオ科の数少ない野菜、それは、サツマイモです!

 

しかし、サツマイモは、本州ではほぼ、花を見ません。

なぜなら、サツマイモは短日植物と言って、日が短くなってきて初めて花を咲かせるんですが、本州はその季節は温度が低くなりすぎてるので、結局花を付けないのであります。

 

しか〜し!沖縄とかの温かい地域だったら、花を咲かせるわけです。

 

秋から冬にかけて、沖縄のサツマイモ畑に行くと、花が見れますよ!!

 

では最後、これと似てます。

僕が野菜の花の中で一番好きなヤツです。

 

これもヒルガオ科。

シルクのような薄く儚い、そして真っ白で美しい花でございます。

 

 

答えは、空心菜。エンサイとも言いますな。

 

これもやはり、沖縄とかに行かないとなかなか見れません。

 

でも、本州でも、調子が悪い時に割と咲いたりもします。「やべえ、調子悪い。早く子孫残さなきゃ!」って思うんでしょうかね?

 

ちなみに、サツマイモや空心菜は、植物検疫で、沖縄からは持ち込めません。イモゾウムシなどの害虫がいるので、本州に持ち込まれないようにしてるんですね。

 

普段、食卓では見れない作物の花、なかなかおもしろいでしょ?