八街産 落花生のおハナシ!

  • 2018.09.20 Thursday
  • 11:01

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千葉県の山武市にある、「さんぶ野菜ネットワーク」から、どでかい、茹で用の落花生、「おおまさり」の出荷が始まっております。

 

でか!

体積にして倍くらいあります。

小さい方は今まで出てた、やはり茹で用の、早生の「郷の香」ですね。

 

茹で落花生、美味いですよね〜。このおおまさり、甘くてホクホク感もあって食い甲斐もあり人気です。

でも僕は郷の香の方が味が詰まってる感じがして好きですけど。

おおまさりは、でかい分、茹で時間がかかって待ちきれない、というのも郷の香が好きな理由ですけどね!

 

落花生ご飯も超美味いっす!!やってみて!僕は豆ごはん(えんどう豆ですね)より好きだな〜!

 

 

さて、さんぶ野菜ネットワークのある地域は、北総台地と言って明治以降開墾されて、当初は痩せた土地でしたが先人の苦労によって今は大農業地域になっております。

 

かつて、水の利が悪かったこの土地に、干ばつに強い落花生を持ってきたのが、山武の牧野萬右衛門。

この萬ちゃんや、総ちゃん(金谷総蔵。現、旭の鎌数村の農家)の努力で、この地に落花生栽培が広がったんですね。やがて産地の中心が八街地区になり、八街の落花生は超有名になったとさ。

 

そして昭和になって「千葉半立」という品種が開発され、(この名称、いつもドキッとさせられます。身につまされます。理由は書けません。)この品種がまたすばらしく、さらに八街産落花生の名を上げたわけです。

何しろ八街駅にはこんなのが!!

 

八街産落花生は、産地が「八街市とその周辺地域」となっているので、山武も「八街産落花生」に入ってるワケですね。

 

さて、茹で用の落花生、おおまさりの出荷が終わった10月後半、この地域(八街や山武や富里など)の畑には、こんなものが現れます。

 

煎り用の落花生を収穫して、山積みにして乾燥させるワケです。

この山、「ボッチ」と言います。

 

写真の右はさんぶ野菜ネットワーク、岩井くんの夫婦っす。このボッチはでっかい方ですね。

 

畑にボッチが現れると「秋やな〜」と思う、文化的景観ですな。

そしてもうすぐ山武の煎り落花生が食える!と待ちきれなくなる季節であります。

 

一か月ほど干したら、脱穀して、焙煎業者が煎って、八街産落花生の完成です!!

あー、あかんヤツや!

さんぶ野菜ネットワークの煎り落花生、ホント美味くて、ぼくは前の会社では出張に行ったらたくさん買い込んで、仕事中に食べだすと袋の中身が無くなるまでやめられません。

 

そして、大晦日、仕事納めで机を掃除するでしょ。パソコンのキーボードを逆さにして、ポンポンと叩くと・・・

 

ものすごい量の、落花生の食べかすが出てきます・・・。

 

この美味さ、北総台地の土と、ボッチでじっくり乾燥させる手間、そして焙煎業者の技術、などが揃ってできる味なのであります!

 

 

あー、待ちきれんばい!(今日は変な方言が度々出てくる日やね!)

イルカ問題から何故か、やんばるの農家のお話

  • 2018.09.12 Wednesday
  • 17:53

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最近、動物のニュースがやたら耳に入ってくるので、まずは動物話題。

 

イルカショーのニュースを聞いたのでFacebookにトランプさんの大好きなフェイクニュースを書いてみました。

 

「ワールドうしおだニュース」
神奈川県で11日に開幕したセーリングワールドカップの開会式で行われたイルカショーが批判されたため、日本セーリング連盟の河野会長は記者会見で「次回の日本開催時には、配慮を欠いたイルカショーは当然行いません。代案として闘牛ショー、闘鶏ショー、ロデオショーなどが検討されましたが最終的に『ハブとマングース対決ショー』に決定しました。皆様お楽しみに」と発表した。海外の選手からも「ハブやマングースならイルカほど賢くないのでいいのではないか」と好意的な意見が相次いでいる。

 

イルカショー、ダメなんですね、まあひょっとしたら世界にはそういう人もいるんじゃないか、と想像して、開会式のショーとしては避けた方が良かったのは当然として。

僕は南紀白浜のアドベンチャーワールドのイルカショーがものすごいレベルで、もう泣いちゃうくらいで大好きですが。あれはイルカを虐めてる事になるんでしょうかね?

まあイルカがあれに生きがいを感じてるのか、嫌々やってるのかはイルカに聞いてみないとわからないですけど。

 

だとすると犬にお座りとかチンチンとかしないとエサあげないのも虐めてるって事でしょうか?

ちなみに上野動物園でパンダが産まれて大騒ぎの時、「オレ贔屓のアドベンチャーワールドではもう何匹も産んでるわい!!」と思ったもんです。アドベンチャーワールド、民間の動物園なのにすごいんですよ。

それで、イルカショーよりよほどひどいと思うのは闘牛、闘犬、闘鶏、ハブ対マングース、これは殺し合いですからね。こっちは僕もこの世から無くてもいいと思いますが。ハブ対マングースは動物虐待とされ、もうやってないそうです。

 

昔は、熊 対ウィリーウィリアムスってのもありましたね。その映画僕観ちゃいましたよ。何か冬眠から出て来たばかりのような眠そうな、そしてとてもグリズリーに見えない小っちゃい熊と空手家のウィリーウィリアムスが無理やり闘ってました。これで熊殺しの異名を得たわけですね。

幼心に「・・・熊かわいそう・・・」って思っちゃいました。

それで、ハブ対マングースですが、そもそも日本にいなかったマングース、ハブと、サトウキビを食い荒らす野ネズミを駆除する目的で導入したようですが、これがトンデモ間違い。

マングース、わざわざハブなんか食べなかったんですね。それしかいなければ何とか捕まえて食べたでしょうが。

狙われたのは、せっかく天敵がいなくて沖縄でのみ生息できた、ヤンバルクイナとか。

 

飛べないのでマングース捕まえ放題。

 

ヤンバルクイナが絶滅しかけたのはそんな原因が。

 

ヤンバルクイナは今もちろん保護されてます。道路の側溝とかに落ちると飛べないので上がれずそのまま死んでしまうので、やんばる(山原と書いて、沖縄の、名護とかの北方の山がちな地域を言います)の方では側溝に、ヤンバルクイナが上がれるように小っちゃい階段が付いてます。何かかわいい。

 

数年前、沖縄のやんばるの方に出張の時、出没しやすい場所の情報を得たので、夜中3時ころ起きて見に行きましたよ。沖縄に住んでる人だってほとんど見た事無いので、名護の友人や農家が、私も行く!僕も行く!となって結局、7〜8人で車に乗り込み探しに行きました。

 

運転手が僕だったんですが、明け方、みんなが「あっ!!いた!!」と言うので「ええ!どこっ?」と僕は全く反対方向を見てしまったようで、すぐにヤンバルクイナ隠れちゃいました。「俺だけ見てない!」この屈辱を晴らすため、しつこく、ヤンバルクイナ出没地帯を何回も往復しました。

 

そして数時間後、やっと1匹見ました。1匹見るとなんだかたくさん出てきて、結局10匹くらい見たんではないでしょうか。

 

話少し変わりますが、沖縄に、すばらしいトマトやメロンを無農薬で作る、識名さんと言う農家がおりまして。今は息子さんが継いでますが、世界遺産の勝連城のすぐ下にある畑に、仕事でしょっちゅう行ってました。

 

識名さん(左)と、宮城さん(右)

 

それで20年くらい前の話ですが、識名さんが、友人の農家に、やんばるの宮城さんという人がいるのでおもしろいヤツなので紹介したい、という事になって行きました。

ホントに山の中で農業してて、ほとんど放ったらかしみたいな農業。識名さん曰く、こいつの畑は、収穫したキャベツを置いておくとまたそこに根付くんだ!との事。

 

殆どオオカミみたいなオソロシイ犬を何匹も飼っててじゃれあってるんですが、こっちはその犬が怖くてたまらない。

まあそんな放任な農業で、ちゃんとした出荷は期待できず話はまとまりませんでしたが、この辺りはヤンバルクイナとかいるんじゃないですか?と聞くと、

「ああ、子供の頃からアイツら見てて、ずっと、でっかいウズラがいるな〜と思ってたんだが、そのうち大騒ぎになってなあ」との事。

 

ええと、ヤンバルクイナが発見されたのは1981年なので、そのずっと前から見てたって事だよね?!

 

ちゃんと報告すれば今頃、「ミヤギクイナ」だったかもれしれないじゃん!

 

あ〜もったいないな〜と思いながらも本人は全くそんな事思ってないようなのでまあいいか。

 

追記ですが、サトウキビを食い荒らす野ネズミ対策。

 

15年くらい前でしょうかね?僕が宮古島に行ったとき、宮古島では何と殺鼠剤を空中散布してました。袋入りの錠剤をですよ!!?

 

今もやってるかどうか知りませんが、有機栽培の農家は、それを拾い集める事から始めるんですね。

 

あと沖縄は、どでかいカタツムリ、アフリカマイマイを導入したばっかりに、こいつがとても困る害虫になってました。(今はどうなんだろ?)

食用で導入したら、広東住血線虫というトンデモない寄生虫の宿主とわかり食べなくなってます。

(気持ち悪いので小っちゃくしておきます。)

 

マングースといいアフリカマイマイと言い、本人は別に悪い事してないんですけどね。全ては人の無知?想像力の不足?から来るってコトでしょうか。

自然災害はツライよ!

  • 2018.09.06 Thursday
  • 13:26

台風の影響が終わらないうちに本日、北海道の大地震。北海道のじゃがいもや玉ねぎの出荷がやっと始まった!と思ったらコレです。停電のため、輸送ができません。

 

今年は酷暑、豪雨、台風、地震、もう散々ですね。特に農家!こんなことばかり続くとリスク高すぎて農家になろうという人がどんどん減りそうで怖いですね。

 

そしてこの停電が酷暑の最中の東京だったりしたら、冷蔵庫やクーラーが使えなくなってるワケで、ゾッとしますね。

 

 

思い起こせば、95年の阪神淡路大震災の時、その頃から僕は〇でぃっしゅ〇ーやという会社で有機野菜のバイヤーだったんですが、関西の会員の安全確認をして、食糧を届けに行こう!という事になり、震災後すぐ、神戸地区に向かったのでありました。

 

震災後すぐの神戸はすごくて、シロウトが行くべきじゃなかったですね。建物もですが、電線とかも倒れまくっててキケンです。

でかい犬がウロウロしてるんですが、地震が怖かったみたいで人を見るとシッポ振って寄ってくるのが泣けます。

 

そして会員宅を探しながら見つけると食べ物とか配って回ったんですが、六甲アイランドの高層マンションの会員を訪問しているうちに猛烈な便意が。

ところがこの高層マンション、水道が止まっているのでトイレが流れないんです。そばの公園の公衆トイレも積もり積もって悲惨な事に・・・。仕方なく、公園の片隅で野グ〇しました。

 

この時、お尻を潮風に吹かれながら、災害の時に水やガスが止まったら悲惨なマンションはイヤだ、買うなら、災害の時にトイレができるくらいの庭のある一軒家にしよう!と決意したのであります。そしてその通りに小っちゃい庭のある一軒家をローンで買いました。ヨメも無いのに!

 

この時も、淡路島とかの農村は、被害はあったけど大都会のような数多くの死者を出すことは無かったかったですよね。大都会は災害時悲惨です。でもそれでも住んじゃうのが都会ですねえ。いつくるかわからない災害時の恐ろしさより、日々の便利さや楽しさを取ってしまうのが人間なんですねえ、懲りないもんです。

 

2011年の東日本大震災の時は、僕も相変わらず〇でぃっしゅ〇ーやのバイヤーでしたが、ちょうど成田のホテルで、さんぶ野菜ネットワークという農家の団体の年1回の総会の日でした。

 

僕も参加していて、S理事と生産者の一人がものすごい白熱した議論になって誰も口を挟めない雰囲気の中、地震が発生。

この揺れが尋常じゃない。でも二人はそんなものすごい揺れなのに議論をやめない!

 

僕は恥ずかしながら、真っ先に会議場を飛び出して逃げましたよ!!途中少し迷って、外に出るのに時間かかっちゃいました。

そのすぐ後で、さすがに会議は中断しみんな避難したようですが、非常口がその会議場にあって、そこからすぐ外に出れたみたいでした。

 

真っ先に走って逃げた僕の方がよっぽどキケンだったという事でした!

 

総会は中止になりましたが電車は止まって帰れない、そしてホテルも満杯、みんなで農家の家に泊まることにしました。

 

僕はS理事の家に泊めてもらうことに。するとS理事の家は幸運なことに停電になってなく、僕はその寒い夜、ヌクヌクと温まりながら、震災のニュースに心を痛めながらも酒を飲んで酔っ払っていたのであります。

 

しかし他の参加者の泊まった農家の家はほとんどが停電、みんな暗闇の中、ガタガタ震えながら布団にくるまり泊まったらしいです。

僕はあー電機と言うのは何てありがたいんだろうと思ってしまったワケです。

 

雲仙の噴火の時も農家を訪問したりなど、自然災害をハタで見る事は今まで多かったですが、実際に被災したことが無いのは、幸運と言えば幸運です。でもきっといつか遭う事があるんでしょう。それでもなかなか十分な心構えを持つってのは人間、難しいもんでございます。

 

せめて水とカップヌードルくらいは備蓄しよう、と置いてあるんです、でも夜腹減ると、この備蓄分のカップヌードル、食べちゃうんですよね〜。・・・ダメだこりゃ。

 

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野菜が無い時はスプラウト!

  • 2018.08.23 Thursday
  • 17:19

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酷暑に台風、集中豪雨。もう農家タイヘンです。野菜の値段も高騰。

 

野菜が高いと、もやしやスプラウトとかは価格が安定してるので、メチャ売れます。

 

自然食業界で有名な、もやしメーカー、サラダコスモ社。もやしやスプラウト類を作っております。

中津川に「ちこり村」っていうテーマパーク?みたいな施設もやってて、なかなか楽しいです。農家レストランが美味い!

 

もやしとかスプラウトとかは農産物で生鮮食料品なんですが、工場のような設備の中で作るので農家かメーカーか微妙なのであります。以前、カイワレ大根で食中毒の事件もあったので衛生管理的にもキビシーですしねえ。なので、一応ここではもやしメーカーとしておきます。

 

きのこも工場みたいなところで作ってるんですがこっちは割ときのこ農家、とかきのこ生産者、とか言う場合が多いですねえ。きのこは大体、火を通して食べるので衛生管理的にはスプラウトほどじゃないからでしょうかねえ?個人経営も多いってのもあるかしら?(写真は、なめこファーム飛騨さん。)

さて、カイワレ大根とか、ブロッコリースプラウトとか、水耕なんですが大体のメーカーは、化学肥料入れます。

 

大根やブロッコリーとかの、アブラナ科の作物の種って小っちゃいんです。もともと種の中だけの栄養でそんなに大きくなれません。

だから普通は芽と一緒に根っこ出して、土からチュウチュウと養分吸うようにできてるワケですね。でも水耕は水だけなので、大きくするには化学肥料チョイと足した方がいいワケです。

 

でもサラダコスモ社は、天然塩と温泉水を使うことで、化学肥料使ってないんですねー。でも生長に必要な、チッソ分を入れているわけじゃないので、きっとミネラル分によって、種の力を最大限に生かすってコトなんでしょう。

 

でも、もやしの原料は豆です。豆は、アブラナ科の種なんかより養分含んでいるので、それだけでかなり大きくなれます。

 

そして、これも原料が豆です。豆苗。もう名前が豆の苗ですからね!!

で、もやしは緑豆、大豆もやしは大豆。そして、豆苗の原料はえんどう豆です。

 

サラダコスモの豆苗、うまいっす。切って収穫して、炒める。味付けは、僕は醤油とオイスターソース、ですね。

 

そして!一度収穫して、培地を水に漬けておくと、10日くらいで再び伸びてきて2度目の収穫できます!

うまくやれば3回目の収穫も!

 

 

 

培地の綿花(紙だったかな?)に豆と根っこがからまっております。一度収穫しても、豆にまだ栄養が残っているって事ですね。

 

この時期まで夏休みの宿題やってなかった子供の、自由研究にどうでしょう?

先生も「とうみょうの せいちょうの かんさつ」に対して、「う〜ん・・・まあいいか!」となることでしょう。

 

でも豆苗、食べ過ぎには気を付けましょう。病気になります。豆苗病・・・なんちゃって。あ、オヤジギャグ言いたいだけだったので病気になるのもウソですよ!

 

とここまで書いて気付きましたが、豆苗、2回目の収穫には10日〜2週間かかります。

 

・・・今から始めたら夏休み終わってますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼで作る作物って?

  • 2018.08.16 Thursday
  • 11:32

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もう少ししたら暑さも収まってきますかね〜?だったら最後にもう一度言っちゃいます、「暑い!!」

 

僕がウクレレを教えているタイの女性がいるんですが、彼女に「先生、日本、暑いです〜!!!」と言われちゃいました。

 

タイの人に言われたらもう日本はオシマイですね!

 

そして、こんな暑くても好調な作物もあります。こんな花を咲かせるやつ。

 

 

オクラでした。

さすが南方の作物、他の作物が暑さでヘバる中、元気です。

 

そして、干ばつにとても強い野菜があります。

何しろ、飢饉のときに人々を救うために導入された野菜。

 

何でしょう?またもや花でクイズ。これです。

花は本州では、ほぼ咲かないので普通の人は見たことないですね。

 

アサガオそっくり、それもそのはずアサガオと同じくヒルガオ科の作物。

これです。

 

サツマイモくん。干ばつだと色んな作物がダメダメですが、こいつだけは元気です。

 

そこに目を付けて江戸時代、飢饉対策の作物として、青木昆陽さんがすでに栽培始まっていた鹿児島から関東へ導入したんですね。(しかしサツマイモの普及は青木昆陽の力は大したことない、という見解もあるようですな)

 

ちなみにサツマイモの花は沖縄とかでは咲きますが、本州では咲く時期に寒くなりすぎて咲けません。でもまれに、不調なときに咲くことがあります。調子悪いから花咲かせて種作って子孫残しておかなきゃ!って思うんでしょうね〜。

 

さて、同じく南方から来た作物、日本には古来からある作物ですが、今度は干ばつに弱いヤツがおります。

 

畑がこんな姿のヤツ。

 

サトイモくんです。

サトイモくんが何故、干ばつに弱いかというのはコレみりゃわかります。

 

沖縄の金武(きん)町のサトイモの畑。

水田ですね!!

 

沖縄では田芋(ターム、あるいはターンム)と言ってですね、水田で作ります。

沖縄じゃなくても、いわゆるタロイモですね、水田で作る地域が多いです。

 

要するに、栽培に水がけっこう必要って事ですね。なので干ばつの年は里芋、調子悪いです。

 

ちなみに沖縄のこの田芋を使った料理で、デュル天というのがあります。

 

田芋のコロッケみたいなもんですね。干し椎茸など使った和風味。

 

これが美味いんですよ、特に「うりずん」って店のが美味いです。東京支店もあるんでぜひ食べてみてね。まあ東京に持ってくるとえらく値段上がっちゃうので沖縄のお店で食べるのが一番いいですが。

 

 

ここで本題、水田で作る作物って他にどんなものがあると思います? 米以外、ね。

 

これは知ってますね?

お馴染み、レンコン。

 

あとコレ。

セリ。セリ田で作ります。茨城の行方とかはレンコンとセリ、両方やる人も多いですね。要するに低湿地の農業ですな。

 

これも田んぼで作りますが知ってます?ハート形のカワイイこんな葉っぱ。

でも収穫に近づいて茂るとこんな。

国産は少ないですが、コレです。これでもわからない人もいるかな?

 

クワイです。おせちにはよく使われてますな。芽が出る、が「目が出る」に通じ、縁起物とされております。

 

そして、クワイを作っている川をクワイ川と言って、収穫してそこを通る時に流す音楽がクワイ川マーチです。

 

と言うのはウソです。

 

あと、これもマイナーですが、富士の麓、静岡は小山地区で栽培されてる、水掛菜。

 

アブラナ科の野菜で、漬け物とかで売っております。美味いです!普通におひたしとかでも美味い!

 

そして同じく富士山の近くですが、こっちは山梨川、都留市の方でも、水掛菜があります。やっぱ水田で作りますが、こちら、ちょっと葉っぱのカタチが違うような気がいたします。

 

さて、日本には田んぼで作る、もっと歴史のあるヤツがおります。

 

水田と言っても、山の水源に近い、日照が少なく水温は低めで一定な場所で作るヤツ。

 

 

ワサビ!

 

ちょっとは涼しげな気分になったでしょーか?

 

 

 

産地と動物

  • 2018.08.09 Thursday
  • 13:04

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先日、よく行く飲み屋さんに犬を連れて来た客がいました。ちょっと食べてみます。

 

ウソです。犬の足の裏が「だだちゃ豆」のニオイと似てる、という話を聞いていたので嗅いでみて確認しました。

 

確かに!犬の足の裏のニオイは「だだちゃ豆」の香りでした!!

 

というわけで今回は農業と動物!!。

 

まずは農産物の有害鳥獣被害について。

 

http://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_zyokyo2/h28/attach/pdf/180119-2.pdf

 

有害鳥獣と言えば、かつてはイノシシが断然トップでしたが、今やイノシシを越え、シカ被害が第一位。二位イノシシ、そして3位はカラスなんですね。

知り合いの農家が、カラスは食べるだけじゃなくて遊びで作物ほじくったりするので余計憎い!と言ってました。カラスは小学生低学年レベルの知能らしいです。6くらいまで数える事もできるようですな、すげえ。

 

4位はサル。こいつはもっと頭いいですからね。ミカン農家とかがけっこう被害に遭ってます。

 

5位は、カモです。意外でしょ?田んぼで苗を食べちゃったり、レンコンを食べちゃったりします。

 

変わりモノでは、アライグマやハクビシンがそこそこ上位におります。

 

アライグマ

ハクビシン

 

まあ♡かわいい!

 

・・・って言ってる場合じゃないんです、農家にとっちゃ。

 

アライグマは完全に外来生物ですが、ハクビシンはもともと日本にいた説が強く、外来生物も混じってるかもだけど指定はされてません。

 

この2種による被害は、クマ被害より多いです。

 

最近はこんなのの被害もあります。

 

 

ヌートリア。こいつも完全に外来種ですな。みんな外来の生き物を日本で放しちゃだめですよ!

 

話変わって、以前、北海道の農家に行って気付いたことがあります。

 

 

飼い犬がみんなデカい!

 

犬ですら小さいと思うのか、北海道では、コイツをペットにしてる農家も多いです。

ポニー。

 

チワワとかミニチュアダックスフンドとか、あまり北海道の農家は飼ってないよう思います。

その理由はきっと、北海道は広いから!でっかいどう〜北海道!

 

 

こんな広大なところにチワワがいたら、きっと見えません。ネズミ並み。迷子になったら探すのはほぼ不可能!

 

つまり「農家の家の広さ」と「ペットの大きさ」は比例するのではないでしょうか!

 

というどうでもいい話で締めくくります。

クレームというもの

  • 2018.08.02 Thursday
  • 14:11

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今回は、クレームについて。僕の以前いた会社は、会員に直接、野菜や果物を届けるので、直接クレームが来るわけです。

 

そんな中で、もう時効だからいいよね?と勝手に判断して、いまだ覚えているクレームをいくつか載せてみます。今後の参考になるのもあれば全く役に立たないのもあります。

 

〇 毒キュウリ事件

 

キュウリを届けた会員から、それを家で飼ってるコオロギに与えたらみんな死んでしまった、農薬が残留してるんじゃない?というクレームが。

 

そのキュウリも返品されてきたので、分析に出すと同時に、慌ててスタッフみんなで会社の裏の河原の土手に捕りに行きましたよ、コオロギ。

 

大騒ぎでしたが何匹が捕まえたので、かわいそうですが、コオロギたちにこの「毒キュウリ」を与えました。

 

・・・喜んで食って、次の日もピンピンしてます・・・。残留農薬もありませんでした。

 

結論。わかったのは「コオロギはすぐ死んじゃう。」 ちょっとしたショックでもすぐ死んじゃいます。コオロギの死因はすべて「農薬」とは限りません。

 

〇 ピーマンで死にかけた事件

 

会員さんが、野菜セットに入っていたピーマンを生で食べたら、信じられない辛さで、あまりの辛さに死にそうになったというクレーム。

 

実は会員がピーマンと言っていたのはコレなのであります。

 

新潟の伝統野菜「神楽なんばん」。すげ〜辛い「トウガラシ」です。確かにピーマンそっくり。

 

これをそのままパクリといったら、それはタイヘンな事であります。

 

伝統野菜のセットだったんですが、今後も間違える人いそうなのでセットに入れるのやめました。

 

でも、神楽なんばんを刻んだのを味噌と混ぜた、「かぐら南蛮味噌」、辛いけど超美味いです。

新潟行けばお土産屋さんで売ってるのでぜひ一度食べてね〜。

 

教訓、ナス科トウガラシ属の、ピーマン、パプリカ、シシトウ、トウガラシ、はみんな仲間なので間違えやすい。

「辛そう!」と思って食べて甘いとクレームになりにくいが、「甘そう!」と思って激辛だとクレームになります。

 

〇 マンゴーでアレルギー事件

 

これはマジでみなさん気を付けましょう。ホントに命に関わります。

果物セットに入っていたマンゴーを食べた会員が、口や唇とかがシャレにならないほど腫れてしまった事件。

マンゴーは、「ウルシ科」です。ウルシアレルギーの人って多いですが、その方たちは食べちゃダメです!

これ以来、選べないセットにはマンゴー入れるのをやめました。

 

〇 サツマイモ 変身の術 事件

 

「お宅から買ったサツマイモを冷蔵庫に入れて置いたら、半透明になった!不気味なので返す!」というクレーム。

 

返品されてきたものを僕が見てみました。

 

「・・・これ、ヤーコンです」

 

ヤーコンって知ってます?確かに外見サツマイモそっくり。でも果肉が半透明っぽくて、梨みたいな感じ。

 

生で食べられますが、甘い。栄養価はすばらしいし好きな人も多いですが、この甘さが僕は苦手で〜す。きんぴらとかにするとちょっとはマシで食べられますが。

 

で僕の会社ではヤーコン、その時は売ってなかったし、その方がサツマイモを買ったのは間違いないので、たぶん家族の誰かが買ってきて冷蔵庫にヤーコンを入れ、サツマイモを使いきったのに気づかず、ヤーコンをサツマイモと勘違いしたんじゃないでしょうか。

 

クレームは勉強になりますな。

僕の考える地球温暖化対策

  • 2018.07.26 Thursday
  • 13:32

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暑いです!!

先週に引き続き暑い話題ですいません。

 

先日、沖縄の民謡歌手とライブをしたのですが、沖縄の方がよっぽど涼しい、と言ってました。

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沖縄って暑いって言ったって32℃とかそんなもん。やんばると言われる山の多い名護の方なんて、けっこう涼しいですよ。

 

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こんな景色だって今の東京よりよっぽど涼しげに感じますな。

 

この暑さ、やっぱり地球温暖化が進行してるからってのが通説ですね。地球温暖化は二酸化炭素の排出が主な原因。

 

そもそも、二酸化炭素は植物が光合成するために必要なものですが、それを体に貯めこんでた植物が石炭や石油など化石になって地中深く埋まっていたのでちょうどいい気温になってたワケですね。って事はこれらの二酸化炭素がまだ埋まってなかった時代は地球は温暖化されてたワケです。その頃はまあ人類もいないので「暑い!」って騒ぐヤツもいなかったワケですね。

 

それを人間が掘り起こしちゃってバンバン燃やしちゃってるからせっかく閉じ込めた二酸化炭素がまた放出されて温暖化しちゃってるワケですね。

 

そこで、解決策を考えてみましょう!

 

要するに、また二酸化炭素を固定しちゃえばいいわけです。

 

二酸化炭素を固定する機械があればいいですが、人間はまだ発明できてません!なのでいまだに炭素固定は、植物の光合成でしかできないんですね。

 

だから、たくさんの植物に光合成をたくさんしてもらえばいいわけです。

「光合成」の画像検索結果

森林をいっぱい増やせばいいわけですね!!

「森林 アマゾン」の画像検索結果

 

でも地球じゅう密林みたいになっても、人間住めるところ減っちゃいます。

 

そして僕が考えたもっと効果がある方法は、

 

森林を増やす→その木をどんどん切って地中深く埋めていく!!!→また森林を生やす。

 

そう、将来の石炭や石油を作るのさ!!

 

自分でツッコんでおきます。

 

・・・どんだけ深くてでかい穴が必要なんだよ!その工事だけで相当な化石燃料を使いそうだよ!!!

 

じゃあこれは?

森林を増やして木をどんどん宇宙に捨てていく!

 

・・・これもどんだけロケットエンジンで燃料燃やさなきゃならんのじゃい!!

 

じゃあこれは?

 

生き物全て、炭素を体に持っています。人間の脂肪もタンパク質もみんな炭素化合物。

 

人間の体も炭素を固定してる、と考えれば、よりたくさん炭素を固定するなら、地球の人間がみんな相撲取りみたいになればいいじゃん?

 

「力士」の画像検索結果

 

こんだけ脂肪も肉もあれば、相当な炭素を貯めこんでます。

 

はい、自分でツッコんでおきますね。

亡くなった時、火葬されれば、その炭素が再び二酸化炭素として空気中に放出されちゃうじゃん!!!

 

じゃあ、

亡くなったら、土葬で、体が分解した時の二酸化炭素が地上に出ないくらい、地中深く埋めてもらえればいいだろ!

 

・・・どんだけ深くてでかい穴が必要なんだよ!その工事だけで相当な化石燃料を使いそうだよ!!!

あれ?さっきと同じツッコミでした。

「力士」の画像検索結果

 

まあ地球上が全員相撲取りになったらせっかく気温下がってもいっそう暑苦しそうですね。

暑いから高原に行きたいけど高原も暑いらしいぞ!

  • 2018.07.18 Wednesday
  • 18:08

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暑いです。お袋が暑い暑い言うので、みんな暑いし暑いのわかってるから暑い暑い言わないでくれ!余計暑くなるわ!と怒ったんですが僕の方が「暑い」をたくさん言ってますね。

  

こんなに暑いと作物だってタマらんです。普通の植物は大体、秋とか春の気候が好きです。生き物が大体そんな風にできてます。

 

ず〜っと35℃の環境で快適に生きられる生物なんてそう無いです。

 

平野部だと、こんな暑いとレタスやキャベツはまずできません。でもレタスもキャベツも一年中無いと、ハンバーガー屋とかトンカツ屋とかお好み焼き屋とか困っちゃいます。

 

北海道なら夏はちょうどいいですね。でも北海道で作ると、レタスやキャベツはでっかいので、東京の人たちに持ってくるのにものすごく輸送費がかかっちゃいます。

 

そこで見つけたのが高原。長野や群馬の高原なら真夏もレタスやキャベツができる!狙うは北海道なみに涼しい、標高1000メートルを超える場所!そして畑がいっぱい作れる広い場所!

 

そんなところがあったんですね、そして指定産地制度っていうのができて、群馬の妻恋あたりでキャベツ、長野の川上村あたりでレタスが作られるようになったんですね。

 

写真はどど〜んと川上村!この辺りは標高、1200mくらいあります。大体、標高が100m上がると0.6℃下がると言われます。

東京の標高0mの場所が30℃だったら、標高1200mの川上村なら23℃!快適!

 

ところがですよ、この猛暑、この1200mの高原でも35℃いっちゃってるらしいです!!

 

夜はさすがにちょっと気温下がって過ごしやすいですが、こんなに上がると病害虫も余計出やすく、品質も悪くなりますです。

 

じゃあもっと高い所狙いますか!・・・本州にはもうありません。狭〜い範囲だったらあります。高原に関してはこの1200m地帯が限界、標高1500mの畑もちょっとはあるよ、っていうレベルですね。

 

富士山の5合目あたりに畑作るか!ったってそんな平地無いです。

 

やっぱ輸送費かかっても北海道で作らなきゃだめか!という日が来るかもですが北海道も気温が高い日が増えております。梅雨がなかったはずの北海道も梅雨らしき日々が増えて、夏の雨のせいでジャガイモや玉ねぎの品質が悪い年が増えてます。

北海道の産地もどんどん北上して、今あまり野菜は作られてない稚内の方まで行かないとダメになってくるんでしょうか。畑にするから北方領土返せ〜!と運動が盛り上がる日が来るかも。

 

いずれにしても今月の末あたりからこの辺りの大型野菜、不足ぎみになるかもですね〜!!

 

ヘンテコナス!

  • 2018.07.11 Wednesday
  • 18:10

JUGEMテーマ:食材

 

以前の職場で、各地の伝統野菜や地方野菜を開拓するような仕事してまして。

 

大根、ナス、キュウリとかは昔から食べられてたので、地方野菜が今でも割とあるんですね~。

 

まあ、大体地方野菜は収穫量が悪かったり揃いが悪かったりで消えかけた野菜が多いんですが、それでも美味い野菜が多いんですね。

 

それで、ナス。

 

 

日本全国、長いのやら白いのやら小さいのやらでっかいのやら、いろいろあります。

 

関東の僕らが普通のナスと思うのは、千両ナスですね。

 

でも九州の方とか行くと、ちょっとビロ〜ンと伸びて、長ナスが主流になってきます。

そんで、これは長ナスの代表的品種だった、宮崎の佐土原ナス。現在は佐土原地区特産ですな。

 

千両ナスだと100gいかないくらいかな?長ナスだと150gくらい?

 

そしてもっと南に、鹿児島に行くと、こんなのがあります。

薩摩白なす。真っ白じゃないですけど。薄緑。

 

もっと長いのもありまっせ〜。大長ナス。

 

なぜ九州のナスは長いのか?僕の考えた答えは、「焼きナスにして美味いナスを選んでったらこうなった!」

 

暑い日に食べたいナス料理、それは焼きナス!

 

そして長い方が焼きやすい!

 

これらのナス、水分が少なめで、焼くと中が蒸されてちょうどよいホクホク感になるんです。

 

薩摩白なすみたいに、色が薄いナスもその傾向があるように思います!

 

熊本の赤ナス。色が薄くて、長い。って事は焼きナス向き?正解!

 

今でも飲み屋さんで、焼きナスを注文すると、赤ナスを焼いて出してくれる店、東京にもけっこうありますよ。

 

じゃあ北はどうなんでしょ?

 

山形県に民田ナスというのがあります。

小っちゃ!!1個20gくらい?

さて小さいナスのメリットはな〜んだ?

 

「漬かりやすい!」

 

そう東北の冬は寒い、寒いから食べものがあるうちに貯蔵したい、じゃあ漬物作る、じゃあナスは漬かりやすい小さいのを選別してこう!となるんではないか、と。

 

小ナスは新潟にも多くて、そして小ナスの漬物が名物だったりします。

 

そして!長野にはこんなのもあります。僕が一番好きなナス!

 

まん丸!カワイイ!

 

小布施丸ナスです。

 

これはおそらく、冬はみんな娯楽として雪合戦しますが、夏は雪が無いので投げやすい丸いナスを作るようになったんではないか、と。

 

・・・ウソです。

 

でもこのナス、ホントに投げやすい。武田信玄が敵に投げていたかもしれません。

 

さて、信州長野の名物と言えば何でしょう?

 

お焼きでしょ?

 

このナス、輪切りにしたらお焼きにピッタリじゃあ〜りませんか!!

 

そして京都、料理の本場、京都のナスは何でしょ?

 

賀茂ナス。

 

賀茂ナスくんは、さすが京都でもてはやされただけあって、何に使ってもうまい!

 

他にもいろいろあります。埼玉青大丸ナス。これも色が薄い系統だからか焼いてうまい。

 

大阪名物、泉州水なす。

ギュッと握れば水が出るくらい水が多い。生でも食べられます。

水分が多いナスは、漬けると美味いですな。

 

そして、さっきの薩摩白ナスは白と言いながら緑でしたが、

 

こっちは本当に白なす!!真っ白白ナス!

 

インパクトありますね〜!

 

でも正直、このナスは味はイマイチですね〜・・・焼きナスでちょっとマシ、くらい。

 

このナスは確か西洋系?だった気が。西洋系のナスは全体に日本人向きじゃないような…

 

というワケで、食べる目的に応じてナスを選ぶと、より食事が楽しくなりまっせ〜!!