冬来たりなば

  • 2017.12.01 Friday
  • 17:21

JUGEMテーマ:食材

12月です。立派に冬ですね。「冬来たりなば春遠からじ」とは言いますが冬来たばかりなので春はまだだいぶ遠いですね。

 

でも日本酒で一杯やるのはやっぱ冬ですね!熱燗も鍋も、魚も美味い!そして野菜も美味い!

 

    

 

冬の畑はいわば天然の冷蔵庫、作物も冬眠状態で呼吸を抑えるので自分の糖分を消費しないこと書きましたね〜。そして凍らないように糖度を高める事も。

そんな冬おいしくなる野菜の代表が、ほうれん草です!

 

もともと寒さに強い作物ですが、寒さに当たり続けると凍らないように自分で自分の糖分を高めます。

氷点降下って理科でやりませんでした?水は0℃で凍るけど塩水になると0℃より下がるっていう実験。砂糖水でも一緒ですね。

 

雪の下などに埋もれているほうれん草を食べると、砂糖をまぶしたんじゃないか?と思うくらい甘い時があります。

そう言えばグラニュー糖の原料、てんさい(ビート)も、ほうれん草と同じくアカザ科。アカザ科は特に甘くなる遺伝子があるんでしょうね。

しかも冬は肉厚になります。夏のほうれん草は薄くて茎も細いので重量が半分くらいにしかならないです。そして甘くもならないし、収穫量が少ないので高い!

つまり冬のほうれん草は「寒い!甘い!安い!」というワケです。

 

冬の甘いほうれん草を味わうのは定番、おひたしがわかりやすいですが、素材が美味いので何やってもおいしいです。

僕は意外にも、ほうれん草をベーコンと炒めて、卵を載せて軽くオーブントースターで軽く焼いた「ほうれん草のココット」が好きでよく作ります!!シャレオツっしょ?!

 

しかし残念ながら本来なら出荷が絶好調な季節なのに、台風や大雨の影響で、ほうれん草の出荷が全体的に遅れております。まだ品薄!でもこれからたぶんど〜んと出てくると思います!

 

冬に美味くなる野菜の代表、次は人参ですね。

人参もやはり凍らないように、光合成で作って貯めたでんぷんを糖分に変えるので甘い!

そんな甘い人参が、北海道に次ぐ出荷量の千葉県を含む関東平野など平野部からど〜んと出てきます。

 

根菜なのに緑黄色野菜という、栄養満点野菜。何しろ栄養分のカロテンは人参の「Carrot」からきております。

たっぷり食べられる料理はこれ!人参が主役、人参そのものの味を楽しめてさらに立派なおかず一品、おつまみにもピッタリ、

沖縄料理の、「ニンジンシリシリ」です。

 

人参を細く、薄く切ってごま油で炒めて、だし汁などで味つけ、卵と絡めればできあがり、カンタン、そして美味い!!

シリシリというのは、沖縄の言葉でスライサーでスリスリがシリシリになったらしいです。尻尻ではないです。

 

尻尻と言えば、人参、畑ではこんなのもけっこう採れますが、はじいてしまいます。こういうのばかり売ったらけっこうウケるんじゃないかと思ってるのは僕だけでしょうか?

 

今の人参は、昭和初期に長崎の黒田さんが開発した、黒田五寸がすばらしい人参なので全国制覇、それから黒田五寸を親にした交配種や、黒田五寸に近い人参が殆どです。

そしてこれらは全部、西洋種の人参。人参には赤くて長い東洋種があって、これは日本にはおせちに使う金時人参として残っております。

 

群馬県の国分地区で作られて、昭和前半に大ヒットしたこんな人参もあります。

国分人参。70儷瓩になります!

 

味もうまい。でもこんな長いと買って帰るのタイヘンですよね。今ではごく一部でしか作られてません〜。

 

冬に美味い野菜、続きは来週!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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