実りの秋でございます

  • 2017.11.08 Wednesday
  • 17:45

JUGEMテーマ:食材

 

天高くブタ肥ゆる秋。

 

実りの秋でございます。

果物、豆、穀物などが実ってきます。

 

ところでみなさん、枝豆は大豆の未熟な時に収穫したもの、って事は知ってますよね?でも枝豆がどんな風に大豆になるのか見たことないでしょ?

枝豆を枝豆として収穫しないでずっと畑に置いておくと、やがて茶色く枯れてきます。こんな。

 

ありゃー、枯れちゃったよ〜と思いきや、実の中を見ると・・・

 

おお、まるでアコヤ貝を開けて真珠を取り出す時みたいじゃあ〜りませんか!

茎や葉や莢は枯れちゃった頃、種である大豆は熟しているワケです。枝豆時代は扁平だった豆もまん丸く美しくなっておりますな。

 

ちなみにこの大豆畑、某納豆メーカーが契約している有機栽培の畑で、宮城県の伊豆沼という沼の畔にあります。

 

ところが、伊豆沼に渡ってくる白鳥が優雅に飛んできては、優雅に大豆をついばんで食べて行ってしまうんです。

優雅どころか有害なヤツです。しかも有機栽培の畑を好んで来るらしい。さすが白鳥、わかってらっしゃる。

 

撃ち殺すのはできないのでせめて罠でも仕掛けてとっ捕まえたいところですが、実はこの伊豆沼、ラムサール条約(「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」という長い名前の国際条約)で保護されているので、白鳥を捕まえちゃダメです。

生産者は指をくわえて見てるだけ。誰か、白鳥がキライなもの(音とか物体とか)があったら教えてあげてください!

 

話がズレましたが、豆が熟して実る季節、落花生も同様です。

 

千葉県の八街市と言えば落花生のブランド地域ですが、お隣の山武市も、八街産落花生として出荷できる地域です。何しろ明治9年にこの地で落花生栽培を始めたのが、山武の牧野万右エ門さん。山武のマンちゃんが始めたんですね。

山武市には「さんぶ野菜ネットワーク」という有機農家のグループがあります。ここで有機栽培で作っている煎り落花生が、ホント美味くて、会社員時代、毎年、出荷が始まると買って来ては、会社のデスクでボリボリ食ってました。なのでデスクの上は落花生の殻だらけ。

春頃、パソコンのキーボードを逆さにして振ると、殻のカスがいっぱい落ちてきます。

 

千葉県のこの地域一帯は、北総台地と言って、日本で有数の肥沃な黒ボク土の地域。そこで栽培した落花生を、天日干しでじ〜っくり時間をかけて干します。それを落花生をよ〜く知った地元の焙煎業者たちが煎ります。だから美味いんですね。

 

その、さんぶ野菜ネットワークの生産者が落花生を収穫して、天日干しする季節になりました。

 

 

この山。これが、落花生を重ねて干すための山、「ボッチ」と呼ばれてます。

 

ここの、岩井さんという生産者の息子さんが後継者となり、そして最近ヨメさんをもらいました。

今は奥さんに子供ができて、こっちも実りの秋ですね。

 

この秋の風物詩、ボッチが畑にたくさん現れると、秋も後半。もう少しでここの超美味い煎り落花生が食えるってもんです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンコンとは何だ!

  • 2017.11.02 Thursday
  • 17:56

というわけで、今回はレンコンについて書いてみます!

(写真左は、熊本・水の子会の上村さんです。)

レンコン、こんなに美味いのに消費がどんどん減っております。レンコン食わずしていったい何を食ってるんでしょうか?

 

ビタミンCや食物繊維が多い上に美味い!

僕はレンコンのきんぴら、よく作ります。薄く切り刻んでフライパンにゴマ油しいて焼いて、醤油とみりん、あるいはそばつゆならもっと簡単、とうがらし無ければラー油を足しちゃいます、それで煮込めばできあがり、冷蔵庫に置けばしばらくおかず一品プラスであります。

 

腹が減ったら輪切りにしてフライパンで焼く(網で焼けば油いらずでよりヘルシー!)、レンコンステーキ。塩だけで食べれば、おお!レンコンってこんなに美味かったのか!ってよくわかります。

 

 

あと、おみやげでもらってもさっぱり美味いと思ったことがない辛子れんこん。熊本に行ったとき、飲み屋で頼んで揚げ立てを食べたら「すげ〜美味いじゃん!!」、そう辛子れんこんは揚げ立てじゃないと美味くないのであります!

 

かといってそうそう熊本料理屋が見つかるわけではないので食べたくなったら作ります!

レシピサイトにもたくさん作り方載ってて、そんなに難しくないんですが、気を付けるのは中に入れる辛子みそが水分多くてユルいっと、切ったとき全部流れ出てしまいます。そうなると後に残るのはただのレンコンの揚げ物です。辛子みぞは十分な粘度があるように作りましょうね!

 

さて、レンコンは蓮(ハス)です。根っこ(厳密には地下茎、茎ですけど)が太くなる品種を選んで今のレンコンになってはいますが、基本、お堀とかに生えてるハスと殆ど変わらないので、レンコン畑(畑と言っても水を張った水田ですね)には夏になるとこんなキレイな花が咲き乱れます。

お花見でもしたいくらいキレイですが、何しろ咲くのがお盆くらいでクソ暑いです。しかもレンコン畑にはほぼ日陰がありません。

そして農家はもっとクソ暑いです。猛暑で水田の湿気のすごい中、ツナギの作業着で仕事します。その上さらに、ビニールをかけたハウスレンコンの農家は「絶対もう死ぬと思ったのでハウスはやめた!」と言ってました。

そして出荷は秋から真冬じゅうまでかかります。今度はクソ寒いです。

 

ちなみに、茨城の霞ケ浦や、熊本などの水郷地帯のレンコンは割と地中浅く成長するので、水圧ポンプ(ほりまるくん、などのカワイイ名前の機械があります)で泥を飛ばすとレンコンがぷかぷか浮いてきて、それを収穫します。

しかし、徳島や岐阜のレンコンの多くはレンコンが深く潜っちゃうのでそれができません。なので、農家は畑の水を抜き、鍬で掘ります。

鍬でしかも傷つけないように掘るのはタイヘン、僕なんかどこにあるかさっぱりわかりません。そしてこの重労働。鍬彫りレンコン農家は総じて筋骨隆々です。過酷すぎて、後継者が減ってます。でもホントはこの「鍬掘りレンコン」が一番うまいとされるんですね。

 

さて、レンコンと言えば、その穴が「見通しがいい」という事で縁起モノとなり、おせちに使われます。

さて、さきほどのレンコンの花ですが、ちょっとアップで見てみましょう。

あれ!ここにも穴が!

 

そう、レンコンの穴はず〜っと、この花の先っちょまで続いてるんです!

 

そして!秋になって花が枯れると種を付けます。この「蓮の実」、美味しいんですが、こんなになります。

わ!!気持ち悪い!!

 

これがもっと枯れてきたら、中の種を取り出して「蓮の実」として食べられるワケです。

 

レンコン畑にはこれ、いっぱい落ちてます。もったいない!何で農家は出荷しないんでしょうか?

 

それは「拾うのがタイヘンだから。」

 

長芋畑にできる「むかご」なんかも、すごく美味しいのに「採るのタイヘンだから」採りません。

 

欲しい人は畑に行って採ってきましょう。(農家の許可を得ないとドロボウになります。)

 

てなわけで、秋の夜長、レンコン料理で日本酒をチビチビやることにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆうき八百屋のブログ始めま〜す。

  • 2017.10.26 Thursday
  • 11:10

JUGEMテーマ:食材

 

どうも、初めまして、ゆうき八百屋のウシオダと申します。本職はミュージシャンでギター弾きでございます。

 

 

昨年まで、某、有機や低農薬野菜や無添加食品の大手宅配の会社におりまして、25年間、野菜のバイヤーをやっておりました。途中数年、会員に配布する雑誌の編集長なんかもやっておりました。

 

サラリーマンの傍ら、ミュージシャンもやっておりまして、何だか年々演奏機会が増え、ライブも毎月15本くらいにまで増えて両立も疲れてきたので、昨年、ギター生活メインにしようと辞めてしまったワケですが。

 

でもまあ、ちゃんとお金になる演奏の仕事がそうたくさんあるわけでもなく、ギターやウクレレを教えながらプラプラと貧乏していたところ、ゆうき八百屋の社長は昔、僕の会社のライバル会社(と言っても仲良しでしたが。)にいた関係で知り合いで、しかも会社が、僕がライブやレコーディングでしょっちゅう来ている下北沢にある、という事もあり、お誘いを受けお手伝いすることになったのであります。

そしてブログも書け、という事になったのであります。

なので25年間、有機野菜に関わって全国あっちこっち行った経験生かして、週イチくらい何か書いていきますね!

というわけで、さっそく書きます。

秋真っただ中ですね。食欲の秋、実りの秋。

秋も深まると野菜やくだものがどんどん美味くなってまいります。

日本人は初モノ好きですね。初ガツオとか。でも初ガツオより戻りガツオの方が美味いように、野菜やくだものもほぼ、早生より晩生(おくて)の方が美味いです。

芽のものは別ですよ。アスパラとかタケノコとか。タケノコなんか晩生になるの待ってたらみんな「竹」ですからね。パンダくらいしか食いません。

 

北海道のジャガイモとか、サツマイモとか里芋とかのイモ類は夏から収穫始めますが、だんだん味が載ってきておいしくなってきます。里芋は石川早生という品種から土垂(どだれ)という品種に代わってきますが僕はネットリとうまい土垂が好きですね〜。

 

ネットリ美味いと言えば、サツマイモの中で甘い代表、安納芋。種子島の安納地区の伝統野菜です。

知る人ぞ知るサツマイモだったんですが、近年知られて大人気になりました。

サツマイモってこんなに甘くなるんだ!とバレてしまったおかげで、世のサツマイモはどんどん甘いネットリ品種が増えて、もはや「これ野菜じゃないよ!スイーツかよ!」って感じになってます。僕はここまで甘くない、ホクホク感の強い「紅あずま」とかの、かつての品種の方が好きですけどね〜。

 

とは言えファンの多い安納芋。夏から収穫始まってますが、これもホントに味が載ってくるのは今くらいからですよ〜。

 

↓こちら、種子島の戸川さん。安納芋堀り中。(かごしま有機生産組合)お母さんが一人で踏ん張ってましたが最近息子さんが帰ってきて有機栽培でがんばっております。右の写真はもう一人のメンバー竹之内さんと。遠くて見えんですな。でも海がすぐそこ、海風が当たるのでミネラル豊富なのか、いい安納芋ができます〜。

 

 

そして、果物ではこれから味が載ってくる代表といえば、温州みかん。

まだ緑の残る極早生みかんがすでに10月初旬には出ておりましたが、早くてありがたいのはわかりますが正直、酸味が強くて甘さが足りない!

11月になると、極早生から早生温州みかんに変わってきます。これ、単に出荷時期が違うだけじゃなくて、宮川早生などの、早生温州の品種に変わってくるんです。そして酸味が抜けて甘さが強い、これぞ温州みかん!って味になってきます。

 

こちらは、熊本県の水の子会、みかんの名産地、三角の桝永さん親子。こちらも息子、大志くんが帰ってきてます。なかなかのイケメン。あ、イケメンの大志くんは真ん中です。右もかなりイケメンですけどね。

 

というわけでここまで書いたらこれから会議が始まるようなので、このへんでまた来週!

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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